AbemaTVの「恋愛ドラマな恋がしたい」(2018年)で注目を集めた俳優・テジュが、8月からスタートした同局のドラマ「奪い愛、夏」(毎週木曜夜11:00-11:45※終了時間変更あり)に出演している。
自身が務める会社の社長・桜(水野美紀)の提案で、1億円を受け取る代わりに彼女と結婚することになった椿(小池徹平)と、椿の彼女・杏(松本まりか)の“狂愛”を描く同作。テジュが演じるのは、椿の後輩社員・姜(カン)だ。
“クレイジーな狂愛ドラマ”をうたう「奪い愛、夏」で、日本の連続ドラマ初出演を果たしたテジュにインタビューを行った。
「姜が出てきた!」って気付いてもらえるように頑張っています
――初めに、オファーがあったとき、どう思ったか教えてください。
最初は不安な気持ちが結構ありました。本当に僕が出ていいの?とか、やっぱりナシって言われるんじゃないの?とか、連ドラのお話は初めてだったから、心配な気持ちが一番大きかったです。
もちろん、すごくうれしかったんですけど、本当に僕に来たチャンスなの!?って信じられなかったです。
――ドラマの中でもかなり刺激的な作品だと思いますが、台本を読んだ感想は?
台本を読んだだけでもすごく面白かったです。展開もすごくスピーディーで、これからもっと面白い展開になると思います。いろいろグチャグチャに(笑)。
――初めての日本の連ドラ出演ですが、現場にはもう慣れましたか?
いやあ、毎日ではなくて僕の出番の日だけ行っているので、慣れるまでにはあと100回くらい撮影しなきゃいけないんじゃないですか(笑)。まだまだですね。
――撮影の合間などはどういうふうに過ごしているんでしょうか?
セリフが多いわけではないんですけど、セリフの練習をしています。ずっと台本を読んでいて、その前のシーンがどんな話だったかをチェックしたりしています。
――韓国のドラマには何度か出演経験があるんですよね? 日本と韓国で現場の違いなどはありましたか?
(韓国で出演したときは)本当にちょっとした役だったので、そんなに違いを語れるほどではないんですけど、韓国のドラマはスタッフさんの数がすごく多かったですね。「何でこんなにたくさんいるんだろう?」って人数でした。
――テジュさんが演じる姜は、ドラマの中では数少ない“いい人”ですが、演じる際に気を付けていることなどはありますか?
悪い人のキャラクターや行動は目立つけど、いい人って悪い人に比べたら特徴が薄く見えるじゃないかと思うので、僕が「いいやつ!」って思うキャラクターを僕なりに作って、皆さんに「姜が出てきた!」って気付いてもらえるように頑張っています。
――いい人の参考にしている人はいたりするんですか?
今回は鈴木おさむさんが当て書きをしてくださったので、他の人から勉強するというよりは、自分の中にあるキャラクターをもっと出した方が、姜というキャラクターに合っているんじゃないかと思って、自分の中から探しています。