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佐藤仁美、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンと意気投合「人のぬくもりって大事だな」

2019/09/13 18:03

映画「残された者-北の極地-」のジャパンプレミア上映会に登壇したマッツ・ミケルセンと佐藤仁美
映画「残された者-北の極地-」のジャパンプレミア上映会に登壇したマッツ・ミケルセンと佐藤仁美 (C)2018 Arctic The Movie, LLC.

佐藤「ハッピーオーラがすごい!」


本作のメガホンを取ったのは、新人監督のジョー・ペナ。この作品に出演する決め手についてマッツは、「エージェントから、いくつか読んでほしい脚本が送られてくるんですけど、今回は『ハンニバル』のマーサ・デ・ラウレンティスから電話がありました。映画を撮ったことがない若者の脚本で、今読むべき脚本だと言われて。だから(積んであった脚本の中の)下にあったそれを読んだんです。すごいな、美しいなと。誠実に書かれているなと思ったんです」と明かした。

続けて、「それから監督のジョーさんと2時間ミーティングをしたんだけど、僕が感じたことを彼も同じように感じていて。2カ月後にはアイスランドで撮影をしていたんだ。ただラッキーだったのは、この企画は最初は火星が舞台だったんで。そのままならアメリカ人の役者が配役されたかもしれないので、よかったなと思いました」と笑いながら付け加えた。

この日は、花束ゲストとして佐藤が登場。マッツに花束を渡した佐藤は「素直にかっこいいですね。ハッピーオーラがすごい。すごくカッコいい。それは皆さんと同じ気持ちです」とコメント。一方のマッツは日本語で「アリガトウ」と返した。

佐藤自身、テレビのロケで北極圏の過酷さを経験したことがあり、「わたしも(カナダの)レゾリュートというところに行って、映画と同じ体験をしました。その寒さを思い出しました」と感じるところもあった様子。

マッツの「実は北極圏では、寒さよりも風の強さのほうが大変でした。風が吹くととても寒くなるんです」との言葉に、「分かります。ちょっとでも風が吹くとすぐに行けるところが1時間くらいかかってしまって。心身ともにやられるんですよね」と共感した佐藤。

また、マッツが「寒すぎると食べることができずやられるんですよね」と語ると、佐藤も「分かります」としみじみ。

さらに、「やはり人は一人では生きていけない。誰かがいないと駄目なんです」とのマッツの言葉に、「人のぬくもりは大事だと思います。恋人だったり、家族だったり、友だちだったり。生かされてるのはまわりのおかげ。こういう人のぬくもりって大事だなと思いますね」と佐藤はかみしめるように語った。

下に続きます
映画「残された者―北の極地―」
11月8日(金)より全国公開
監督・脚本:ジョー・ペナ
共同脚本:ライアン・モリソン
出演:マッツ・ミケルセン、マリア・テルマ・サルマドッティ
(C)2018 Arctic The Movie, LLC.
HP: www.arctic-movie.jp

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  • 映画「残された者-北の極地-」のジャパンプレミア上映会に登壇したマッツ・ミケルセンと佐藤仁美
  • 【写真を見る】マッツ・ミケルセンに花束を渡す佐藤仁美

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