「ノーサイド・ゲーム」浜畑役の元ラグビー日本代表主将・廣瀬俊朗 今後の俳優活動について「そんな甘い世界ではないと思うので…」
元ラグビー日本代表主将・廣瀬俊朗が、発売中の著書「ラグビー知的観戦のすすめ」(角川新書)の刊行を記念してトークイベントを開催。ラグビーワールドカップのみどころや出演中のドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)について語った。
イベントではドラマ「ノーサイド・ゲーム」の撮影について「失敗できない怖さがある。僕がキックをミスったら、大勢の人がまた40メートルを走ってもらわなければならなくなったり」と感想を。また自身が演じる浜畑譲役に対しても「第一話では、えらい剣幕でね。GMに逆らって歌も歌わなかったり…あんなんできるわけないやんってね(笑)。ドラマの世界は怖いなって思いましたけど。普段の僕はこんな感じで…いつも楽しくやっています」と会場を盛り上げた。
俳優業に関しては「俳優は一回やらせていただきましたけど、今後もやるかどうかはわからないです。そんな甘い世界ではないと思うので」と言葉を濁し、自身の今後の活動としては2019年のW杯、2020年のオリパラを盛り上げていきたいという展望とともに「将来的に子どもたちがラグビーをやりたいといったときにまだまだ環境が整っていないので、携わっていきたい。子どもは一つのキーワードかもしれない」と語った。
イベント後の会見で廣瀬は、会場に女性客も多く見られたことに対し「ドラマ(「ノーサイド・ゲーム」)の影響もあって、今までなかなか届かなかった層にラグビーが届いているのは良かった。主婦層の方にもアプローチできたことで、お子さんにラグビーをさせてみようという話になればいいなと思います」と感想を。
また本日9月15日に最終回を迎える「ノーサイド・ゲーム」(夜9:00-10:14、TBS系※20分拡大)では、同級生である嵐・櫻井翔とも共演。「櫻井翔さんと何か仕事をしたいなというのはあって。それがワールドカップかなと思っていたんですけど、僕がNHKさんで彼が日本テレビさんに出演することになって、プライベートでも『一緒に仕事できなかったね』と話してたりしたんです。でも今回ドラマに出てくれて。ほんの短い時間ですけど、会話を交わす場面もあって、うれしかったですね」と語った。
著書「ラグビー知的観戦のすすめ」は、ルールが難解なイメージのあるラグビーの試合観戦の際、注目すべき勝負のポイントを徹底解説。ポジションの特徴などのほか、競技に通底する道徳や歴史についても語られている。
廣瀬俊朗
定価:840円
発行:株式会社KADOKAWA
レーベル:角川新書
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321904000022/
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