品川ヒロシ監督が佐藤隆太を一刀両断!「芸人に向いてない!」
3月19日(土)から公開される映画「漫才ギャング」のジャパンプレミアが2月21日、都内で行われ、出演者の佐藤隆太、上地雄輔、石原さとみ、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二、ロバートの秋山竜次、ミサイルマンの西代洋と、品川ヒロシ監督が登壇した。
同作は「ドロップ」('09年)に続く、お笑いコンビ・品川庄司の品川の監督作第2弾。相方の保(綾部)から解散を告げられたお笑い芸人・飛夫(佐藤)は、トラブルに巻き込まれて留置場送りに。飛夫は、そこで出会った龍平(上地)のツッコミの才能に気付き、お笑いコンビ“ドラゴンフライ”を組む。
漫才に初挑戦した佐藤は「緊張しました。プロの芸人さんが多く出演されているので、その中で演じるというのはプレッシャーでしたね」と本音を告白。そんな佐藤について、綾部は「(佐藤は芸人に)向いていると思う。漫才に対する熱が漫才師と同じくらいあって、日常でも面倒くさいくらいボケてくる」と芸人としての素質を絶賛。一方、品川と西代は「向いていないです。(佐藤は)まじめなんですよ」とバッサリ。さらに品川は「顔合わせし終わった後に、本読みも何もしていない状態で『ネタ合わせして帰ります!』って言って、マネジャーと公園でネタ合わせしてたんです。芸人はふまじめなくらいがちょうど良いのに」と厳しく指摘。思わぬ駄目出しを食らった佐藤は「芸人役をやらせてもらって『向いてない』って…」とがっくりうなだれていた。
ドレットヘアーの不良少年・龍平役を演じている上地は「(この髪型は)大変でした。作るのに3人掛かりで8時間かかるんです。臭いし、重いし、肩が凝る」と、苦労を激白。そんな上地について、西代は「不良というか、やんちゃでしたね。絡むことが多かったんですけど、鼻クソ付けてきたり…」と暴露すると、品川も「俺、一応監督なのに、台本に鼻クソつけられた。すぐ脅かすし」とクレームを連発。
また綾部は、佐藤演じる飛夫の恋人役の石原を「さとみちゃんは、芸人のようにひたむきに夢を追いかけているような人に理解がある人なんじゃないかなと思う」と分析。それに対し品川は「お前がさとみちゃんと付き合い出したら、お前のことかわいがれない! 憎しみしか生まれない!」ときっぱり断言した。
3月19日(土)より全国ロードショー