実際の無差別テロ事件の緊張感を驚きの演出で再現!映画「ホテル・ムンバイ」
9月27日(金)より公開予定の2008年、インド・ムンバイで起きた無差別同時多発テロを舞台に、5つ星ホテルに閉じ込められた人質たちの奇跡の脱出劇を描いた感動の実話「ホテル・ムンバイ」。
この度、リアリティを追求した驚きの演出による緊迫感満載の本編映像が新たに解禁された。
主演は「スラムドッグ$ミリオネア」で主演デビューし、「LION/ライオン~25年目のただいま~」でアカデミー賞にノミネートされたデヴ・パテルがインドの5つ星ホテルで、自らの命を危険にさらしてまで宿泊客の守ろうとする給仕役を熱演しているほか、「君の名前で僕を呼んで」、「ビリーブ 未来への大逆転」のアーミー・ハマーが、アメリカ人旅行客デヴィッド役として出演。
解禁映像にもにじむ緊張感
解禁されたのはテロリストの襲撃直後、1秒後には何が起こるか分からないという衝撃の緊迫シーンが切り取られた映像。
誰もが混乱し、パニックになる中で必至に宿泊客を守ろうとするホテルマンのアルジュン(デヴ・パテル)、娘のために行動を起こすデヴィット(アーミー・ハマー )らが映し出される中、ホテルロビーには血まみれの人々が映し出される…。静けさの中、携帯電話の着信音だけが響き渡る緊迫のシーン。
この緊張感を作りあげたのは、アンソニー・マラス監督の驚きの演出方法に秘密がある。犯人グループを演じた俳優たちと、ホテルの従業員や宿泊客を演じた俳優たちを引き離し、互いの距離感からの緊迫感を高めるのはもちろん、リアリティを追及するために、現場には巨大なスピーカーが設置され、突然、大きな銃声が流すなどの演出を行った。
パテルはマラス監督オリジナルとも言える撮影方法を振り返り、「地獄だよ、それは。僕らはいつも不意打ちを食わされた。それによってどんなに緊張感がもたらされたか想像がつくだろう。僕は、俳優としてではなく、偽りのない恐怖心で演技に臨むんだといつも自分に言い聞かせていたよ。」と語っている。
9月27日(金)公開
監督:アンソニー・マラス
出演:デヴ・パテル、アーミー・ハマー、ナザニン・ボニアディ、アヌパム・カー、ジェイソン・アイザックス
配給:ギャガ R-15指定
原題:HOTEL MUMBAI
2018年/オーストラリア、アメリカ、インド合作/英語/123分/カラー/シネスコ
字幕翻訳:中沢志乃