最後まで「スゴすぎる」展開のオンパレード!最終話サプライズに視聴者「次は秋?春?」と期待<奪い愛、夏>
契約結婚、激しい嫉妬、同性愛…
そのストーリー展開はジェットコースター並み。
敏腕女社長の桜(水野)が、父の借金に頭を悩ます広報部員・椿(小池)の前に突然現れ、「1億円で私と結婚しなさい」と命じるところから始まった。椿はやむを得ず桜と結婚するが、交際中の杏(松本)との関係を密かに続けていた。
椿と杏の逢瀬に気付いた桜は激怒。桜の狂気に満ちた行動で、椿は身も心もボロボロに。
しかし、椿は杏と桜がマンションの上下の部屋に住んでいることを知る。なんと、桜と杏はかつて女性同士で愛し合っていたのだ…。
突然の“百合展開”の後も、椿が愛に狂って大暴れしたり、桜の脳腫瘍判明による余命宣告、そしてその手術依頼のために杏が医者の大和(大鶴義丹)に体を許してしまう、など怒とうの展開が巻き起こっていった。
主演・水野美紀「もう思い残すことはございません」
物語は見る者を振り落とすかのように激しかったが、究極の愛を描く恋愛ドラマであり、ホラーでもあり、見ようによっては“笑ってはいけない”コメディーのようでもあった。しかし、“1話も見逃したくない”上等のエンタメ作品に昇華させたのは、俳優や制作陣の一切手を抜かない本気度合いが伝わったからであろう。
クランクアップ時に水野は「私の好き勝手な暴走を、広い心で受け止めてくださって本当にありがとうございました。おかげで2019年夏、もう思い残すことはございません。」とコメント。「(脚本の鈴木)おさむさんの広げてくださった遊び場で、全員で遊び尽くしたと思います。また春があったらよろしくお願いします。」と次の展開に期待を述べながら、清々しい笑顔で感謝を語っている。