嵐 デビュー時会見の舞台裏を検証 名言「世界中に嵐を巻き起こす」は言ってなかった⁉
9月28日放送の「嵐にしやがれ 超メモリアル!丸ごと嵐!秋の怒涛の3時間SP」(日本テレビ系)では、嵐の結成20周年を記念し、ゲストの宝物や思い出の品を見ながらその半生をひもとく企画に、嵐自身が登場。ファンも知らないような貴重なエピソードなどが語られた。
デビュー20周年記念ということで、自らの企画に登場した嵐の5人。ヒロミや大島美幸(森三中)、風間俊介ら、自分たちにゆかりのあるゲストたちに囲まれ、進行役の羽鳥慎一から今の気持ちを尋ねられると、松本潤は「普段聞く側なんで不思議」と話す。
デビュー当時の思い出の品として、デビュー会見の質疑応答の内容を練習するためのQ&Aシートを再現したものが登場する。相葉雅紀は「ジャニーさんと一緒に受け答えの練習したやつ」と当時を振り返る。二宮和也はそのとき「同じことを言うんじゃない」と、5人それぞれの回答を変えるように言われたが、その練習で記者役をしたジャニー氏が回答までに間を与えてくれなかったため、答えられなかったと話す。櫻井翔も会見というもの自体が初めてだったこともあり、練習では「1回も答えられなかった」とぼやいた。
その後、VTRで実際の会見の模様を検証。そこで相葉が宣言したとされる“世界中に嵐を巻き起こす”という回答が少し違っていたことが判明する。嵐の名前の由来は「世界中に嵐を巻き起こす」と「『あ』と『A』、それぞれ最初に来る文字であることから『頂点に立つ』という意味を込めた」であるが、最初の会見で、その受け答えを担当した相葉は、何度も詰まりながら「あ」と「A」のエピソードをかろうじて答えるのみ。追加でインタビュアーに「嵐を巻き起こしたい、という意味もあたったりする?」と聞かれて「はい、そうですね」と答えただけとわかる。相葉は「人間の記憶って曖昧だね」と反省。
事実としては、船上での会見ではなく、下船後の情報番組の中継時に“世界中に嵐を巻き起こす”と言っていたという。松本は当時はインタビュアーに振られた際に返事だけでなく「嵐も巻き起こしたいという意味もあります」とその場で言い直せば、あとからVTRを編集してもらえるとかは考えられなかったから、仕方なかったと弁解する。
さらに、デビュー会見の数日前に嵐に加入した相葉だけが知らない曲があることが判明。実はデビュー曲の「A・RA・SHI」は、バラバラの2曲を1曲にまとめたものだったという。松本によればもともとデビュー曲に予定されていた「REACH OUT FOR MY DREAM」という曲と「夢はSOSO」という曲が一緒になったとのことで、櫻井はその曲を口ずさんで「メロディとしては残ってない」と詳細を明かした。
SNSでは「嵐記念館だけで、3時間いける」「まさかのインタビュアーww」「よく覚えてるな…翔くん」などのコメントが上がっていた。