12年ぶりに復活の「時効警察」、ドラマスペシャルでも世界観は健在で視聴熱第1位!
2位「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45、NHK総合)15488pt
9月29日は、第37回「最後の晩餐」を放送。嘉納(役所広司)は、開催が決定した1940年東京オリンピックの準備を進めるが、日中戦争が始まった日本ではオリンピック反対論が沸き起こる。理想のオリンピックとは程遠い状況に激しく葛藤する田畑(阿部サダヲ)の元へ四三(中村勘九郎)が訪ねてくる。二人はオリンピックへの熱い思いを語り合う。
一方、エジプトでのIOC総会に参加し、「オリンピックと政治は無関係」と、日本開催を危ぶむ声を封じ込めた嘉納。帰国の船で外交官・平沢(星野源)と 乗り合わせる。
ひどい時化にあったことをきっかけに、嘉納は体調を崩してしまった。数日後に久しぶりにほかの乗客らの前に顔を見せると、「人生で一番面白かったことを話してみませんか?」と提案した。自身のこととなると、これまでのオリンピックを振り返りつつ、「一番は難しいね」という嘉納に、平沢が「一番は東京オリンピックじゃないですか?」と言う。嘉納は同意し、「これから一番面白いことをやるんだ、東京で!」と熱く語った。
だが、嘉納の体調は悪化し、船上で亡くなった。忍び寄る戦争の影のなかでの嘉納の死に、SNSには、「胸が締め付けられた」「あなたがいなくなると寂しい」など、沈痛なコメントが相次いだ。
最期を看取った平沢が、託されたストップウォッチを田畑に渡す場面もあり、嘉納の思いが引き継がれていくことに、感慨深いという声も上がった。