映画「怪物くん」の撮影は愉快痛快に快調! 新たな出演者も発表!!
現在、撮影中の映画「怪物くん」の撮影模様が、マスコミ向けに公開され、撮影の合間に行われた記者会見に、主演の大野智をはじめ、八嶋智人、上島竜兵、チェ・ホンマン、川島海荷、濱田龍臣が登場した。
同作は、'10年4月~6月に日本テレビ系で放送された同名ドラマの映画化作品。漫画家・藤子不二雄Aの同名コミックを原作に、怪物ランドの王子・怪物くん(大野)が人間界で起こる騒動を通して成長する姿をコメディータッチで描く。
今作で映画単独初主演を果たす大野は、「プレッシャーは感じていませんね。形では主演になっていますが、共演者みんなが主演みたいな感じなんですよ。(主演としてのプレッシャーは)ドラマの時から感じていなかったです。みんなで1つの作品を作り上げたっていうことをドラマでも感じたからこそ、今回もプレッシャーがあまりないのかもしれないですね」と大きなプレッシャーは感じていない様子。だが、お供であるドラキュラ役の八嶋から「ただ、紅白歌合戦に出させていただいた時に、曲を披露して、その後適当に“ワー”ってやっていたら、大ちゃんから“何普通に見てんだよ、キャラを守れよ!”って言われてハッとしましたね。竜平さんなんて“私語しゃべってんじゃないよ!”って怒られていましたから(笑)」と大野の怪物くんとしての意外な意識の高さが明かされた。
さらに、今回映画が3D映像で公開されることに対し、八嶋は「前々から、怪物くんっていうキャラクターがすごく3Dに向いているキャラクターだよねっていう話をみんなでしていたので、それが現実になるってことは、すごくうれしいです」と語り、オオカミ男役の上島も「洋画に負けませんから! でも、何かあったら、大野が責任を取りますので! 最高の映画になりますよ!」と全責任を大野に丸投げしながらも、作品には太鼓判を押した。
加えて、嵐のコンサートに怪物くんのコスチュームを着た観客が大勢訪れることに対し、大野は「ライブではすごく発見しましたね。中には、カップルで来られていて、彼氏の方が全身怪物くんの格好をしてがっつり応援してくれて、その横で彼女の方が、完ぺきなデモリーナの格好をしていたんです。本当にいろんな方がいました」と会場でのエピソードを明かし、共演者からは「え~!?」という驚きと共に「(怪物くんと対になるのは)ウタコじゃなくて、デモリーナなんだ(笑)」という疑問の声が上がった。すると、上島からは「良いですよね。大野くんも、ヤッシーも、ホンマンちゃんも、それなりの格好だから。おれの場合さ、カツラと(体の)毛を取ったら普通のおじさんですからね(笑)」とぼやきも飛び出し、会見は終始和やかな雰囲気で行われた。
さらに、今作では、ストーリーの舞台となる「カレーの王国」の撮影のため、インドでの豪華海外ロケも敢行。また、「カレーの王国」の権力者・ヴィシャール役には上川隆也、ヴィシャールに立ち向かう反乱軍のリーダー・サニル役を北村一輝が演じることが発表された。
2011年冬全国東宝系ロードショー