シンガーソングライター・岸洋佑「現場で会った俳優としての亮は“吉沢亮さん”だなというか(笑)」【インタビュー前編】
僕この曲で人生の勝負をかけたいと思っていたので、親友である亮にお願いしたいなと思った
――また、「ごめんね」のMVには吉沢亮さんが出演されていることも話題です。吉沢さんとは高校の同級生だそうですね。
岸:そうなんです。「ごめんね」はつんく♂さん作詞で、僕自身もこの曲で人生の勝負をかけたいと思っていたので、親友である亮にお願いしたいなと思ったんです。当時も本当にスケジュールがない中で撮影日を調整してもらったんですけど、その後、大河ドラマ(2021年1月スタートの「晴天を衝け」)に主演することが決まるなど彼も怒濤だったので、今思えばこのタイミングしかなかった感じでした。
――吉沢さんとお仕事を一緒にするのは今回のMVが初めてだったんですか?
岸:映像のお仕事としては初めてでした。現場で会った俳優としての彼は、“吉沢亮さん”だなというか(笑)。仕事をしているときはすごく雰囲気があるし、僕の知らない、いろいろな仕事をしている彼のことをあらためて尊敬しました。なのに、スイッチがオフになったときは、僕が普段よく知っているいつもの亮だったりして。本人は意識してないと思うんですけど、そういうところもすごくかっこいいんです。いい意味で、学生時代から何も変わってない。そこが亮の強さだと思うし、僕が彼のことをずっと好きでいるのも、そういう一面があるから。なので、今回のMV出演にはものすごく感謝していますし、親友であり、尊敬している亮が協力してくれた「ごめんね」を、すでにCDは発売されましたが、ここからまだまだたくさんの人に届くようにしていかなきゃなと思ってます。
取材・文=片貝久美子
楽曲情報
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