檀れい&南野陽子が古典芸能を優しくナビゲート!
4月1日(金)からNHK教育で、古典芸能をわかりやすく紹介する新番組「にっぽんの芸能」がスタート。NHK放送センターで3月7日に制作発表が行われ、同番組に出演する檀れい、南野陽子が着物姿で登場した。
敷居が高いイメージのある古典芸能に対して、教育テレビでは珍しい“ドラマ”の形式を取り入れることでその魅力を伝えるという画期的な試みに、番組プロデューサーの吉田雅夫氏は、「思い切って頭を切り替え、見ていただける人に親しみのあるテンポのよい番組を目指しました。和楽器の演奏などもコーナーとして設けて盛り上げていきたい」とPR。檀が出演する第1部の「花鳥風月堂」では、ドラマを交えながらビギナーにもわかりやすく古典芸能の基本を紹介。檀は伝統文化の品々を扱う古美術店の女主人・雪乃役を演じる。一方、第2部の「芸能百花繚乱」では、南野が古谷敏郎アナウンサーと共に司会を務め、舞台鑑賞にポイントを置きながら、古典芸能ファンでも十分に楽しめる内容に。
番組への意気込みについて、檀は「わたし自身、伝統芸能が大好きなんですが、敷居が高く、難しそうな感じがしておりました。この番組を通してわかりやすくわたし自身も楽しんでいきたい。(ドラマ部分の)撮影はスタッフと悩みながらやっております(笑)」と抱負を。南野は「NHKのお仕事で時代劇や、絵画、将棋の司会、ドラマの『フェイク』など、最近和の文化を勉強させていただく機会が多かったんです。でもあまり詳しくないので、番組を通してもっと勉強していければと。見ている人もわたしと同じくらいのところから伝えていければいいなと思います」とアピールした。
古典芸能のひかれる点を聞かれると、「宝塚時代から、歌舞伎を見ていたりしてたので、なぜか歌舞伎を見ると血が騒ぎます(笑)。DNAの深い部分でわくわくするところがあるのかなと。これからも伝統芸能は未来へと続いてほしいですね」(檀)、「高校のとき、お琴をやってみたいなと思って、筝曲部に入ったこともあったんです。でもすぐに東京に出てきて、全然触れることも弾くこともなく終わってしまったので、この番組で教えてもらえたらなと思います。せっかく日本人として生まれてきたので、和の文化に触れないのはもったいないですね。でも40歳過ぎて気づくのはちょっと遅かったのかな(笑)」とそれぞれ古典芸能に対する思いを語った。
4月1日より毎週金曜 夜10.00-11.00 NHK教育で放送