マーベルオタクのティム・ミラー監督が語る「ターミネーター」最新作のこだわり
11月8日(金)に公開される映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」のティム・ミラー監督が本作へのこだわりを語った。
「ターミネーター」シリーズは34年前に第1作が公開されて以降、注目を集め続けているSFアクション。1作目で監督や脚本を務めたジェームズ・キャメロンが製作を、映画「デッドプール」(2016年)でメガホンを取ったティム・ミラーが監督を務める本作は、「ターミネーター2」(1991年)の正統な続編となる。
今回は、人類の命運を握る女性ダニー(ナタリア・レイエス)を守る謎の戦士・グレース(マッケンジー・デイビス)と、凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター・REV-9(ガブリエル・ルナ)との攻防、さらに彼らの前にサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)とT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)が現れ、人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いが描かれる。
「ターミネーター」シリーズといえば、“タイムトラベル”が重要な要素の一つだ。数多くの映画で描かれてきたタイムトラベルについて、アメコミを知り尽くすミラー監督は「『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)が大好きだし、僕はマーベル映画オタクだ。だけど、多くの作品のように複数の平行線上の世界が広がるタイムトラベルというのは、物語の緊迫感や危険度の高さを少し失ってしまう恐れがある」と、コメント。「だから、本作では今と未来という一本の時間軸しかない。もし今の何かを変えれば、未来がすべて変わることになるんだ」と、シリーズおなじみの“タイムトラベル”の設定へのこだわりを語った。
11月8日(金)全国ロードショー
配給=20世紀フォックス映画
監督=ティム・ミラー
製作=ジェームズ・キャメロン、デイヴィッド・エリソン
出演=アーノルド・シュワルツネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイビス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ
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