井上尚弥vsドネア! 世界一を決める戦いを生中継!!
ビートたけしコメント
精神的には井上選手の圧勝でKO勝ちがいいんだけど、4Rか5Rまで打って打たれてを見てみたい。井上選手がパンチをもらったのは見たことないし。全部避けちゃうから。
ちょっと怖い気もするけど、ドネア選手の左フックが入って、倒れないまでも効いたって感じが見てみたいなと思うね。でも、井上選手は今まで順調にやって来たんだから、今までどおりの調整の仕方で試合に臨んでほしいね。
今までどおりで勝てると思うし。もしそれで勝ったら、新しいパンチの打ち方とか楽しませてくれよ。今で十分強いから。
香川照之コメント
強さ、パワー、スピード…今の井上尚弥に対して肯定的な側面を並べることはいとも簡単だ。しかし、私が今ひたすら思うことは、昨今の流れで、彼を含めた多くの世界王者が、年に2試合しかファイトしないことが何とも残念で仕方がない。
井上は知らない間に26歳になっている。その昔、井上と同じく21歳で世界を捉えた具志堅用高は、多い時は年に4試合もして、25歳で初黒星、そのまま引退した。
井上は果たしてどうか。今後、4階級制覇、5階級制覇と金字塔を打ち立てるかもしれない。あるいは、30歳まで無敵を誇るかもしれない。彼にかけている我々の欲望には、限りがないのだ。
だから、願わくは時間が止まってほしいと思う。今のこの状態の井上に、10試合くらいさせたいとさえ思う。しかし、時間軸と戦って最後まで勝ち続けるスポーツ選手は、いまだかつていない。
いつかは井上も、グローブを壁につるす日が来る。そして、その時我々は「井上のピークはこの試合だったなあ」などと懐かしく振り返るのだ。そう、ノニト・ドネアとの大一番は、果たしてその試合になるのだろうか。
ここ3試合、もうずっとピークの内容で相手を粉砕してきているモンスターは、今回もまた前回を超える内容のパフォーマンスを見せるのか。見せてほしい。ドネアというかつてのレジェンドを簡単に打ち砕くなら、もう拳聖(けんせい)の領域だ。
想像してみる。恐らく、左フックを両者は幾度となく相打つだろう。神さえもほれぼれする角度から、左フックを打った者が勝者となるのだ。何度も何度もビデオを見返したくなるようなインパクトを、今回も激しく期待してしまっている。全国民が、である。
中村アンコメント
ずっと心待ちにしていた、WBSS決勝の舞台。初戦は衝撃の70秒KO、準決勝は2回TKOと圧倒的な強さで勝ち進んできた井上尚弥選手が、決勝でどんな試合を見せてくれるのか、今からとても楽しみです!
井上尚弥選手の刺激的な試合を、今回もしっかり目に焼き付けて応援したいです。そして、井上拓真選手もWBC世界バンタム級王座統一戦を制して、兄弟そろって勝利する姿を見られることを願っています。
11月7日(木)夜7:57-9:54
フジテレビ系で生中継(延長対応あり)
<試合カード>
■WBSSバンタム級トーナメント決勝(WBA・IBF世界バンダム級王座統一戦)
WBA・IBF王者:井上尚弥(大橋)vs WBAスーパー王者:ノニト・ドネア(フィリピン)
■WBC世界バンダム級王座統一戦
WBC王者:ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)vs WBC暫定王者:井上拓真(大橋)
<ゲスト>
村田諒太、香川照之
<解説>
長谷川穂積、山中慎介
<実況>
森昭一郎(フジテレビアナウンサー)、竹下陽平(フジテレビアナウンサー)
<MC>
三宅正治(フジテレビアナウンサー)、中村アン
<FUJI BOXING 応援団長>
ビートたけし