戸田恵梨香がヒロインを演じる連続テレビ小説「スカーレット」(朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
同ドラマは、高度成長期時代の滋賀・信楽(しがらき)を舞台に、男性ばかりの世界をがむしゃらな強さと持ち前の明るさで生き抜く女性陶芸家・川原喜美子(戸田)の姿を描く。
第3週(10月14日~10月19日)の放送から大阪の下宿「荒木荘」で女中として働くことなった喜美子に恋の予感が。お相手は溝端淳平演じるさわやかな笑顔がまぶしい医学生の圭介で、喜美子にとって兄のような存在だ。
しかし、圭介は第24回(10月26日[金]の放送)で「荒木荘」の前を通った犬を散歩していた女性に「胸がうずくねん」と心を奪われてしまった様子。そして、喜美子は自分の気持ちに気づかないまま圭介の恋を応援すると約束してしまう。喜美子の初恋はどうなるのか。そんな溝端に“朝ドラ”初主演の気持ちや、現場の雰囲気などを聞いた。
――「スカーレット」に出演することが決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
ずいぶん前から“朝ドラ”出てみたいなと思っていたので、念願がかないました。和歌山県出身ですが、関西ことばの役をさせていただくことも初めてなので、そういう意味でうれしいなと思いました!
関西ことばは自分が慣れ親しんだことばなので感情は入れやすいですが、時代背景に合うかどうかは別です。なにげなくしゃべった言葉が「その時代は言わなかったよ」と指摘を受けることもあり、むしろ気をつけて演じていますね。
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