溝端淳平、喜美子と圭介は「これからどんどん関係性が近づいていきます」
――読者の方々へメッセージをお願いします。
「荒木荘」の住人はとても個性的です。現場でカメラが回っていないところでも、みんなで関西ことばでしゃべっていたりして、そのアットホームな雰囲気がそのままドラマにも出ていればいいなと思います。
個性的でありながら、どの人も優しさがあふれ出ているのが、見ていてとてもほっこりするのではないでしょうか。
そして喜美ちゃんは、「荒木荘」に来たことで大きく成長していきます。喜美ちゃんと圭介は、これからどんどん関係性が近づいていきますし、その関係性や二人のやりとりも微笑ましいシーンになっているので、楽しんでいただきたいです。
第5週(10月28日[月]~11月2日[土])のあらすじ
喜美子の協力が実って、圭介の片思いの相手・あき子(佐津川愛美)が荒木荘にやってくる。圭介はすっかり舞い上がってしまう。なぜか落ち込んだ喜美子は、ちや子(水野美紀)に圭介への恋心を指摘されてようやく気づく。しかし、喜美子を妹のようにかわいがる圭介に、あき子は逆に嫉妬する。そして、喜美子の初恋は思いがけない方向に。
絵が大好きな喜美子は、大阪に来てからも描くことを続けていた。女中の仕事のかたわらで本格的に絵の勉強をしたいと思いはじめ、学校の特別講師でもある世界的な芸術家・ジョージ富士川(西川貴教)のサイン会にいくことに。ジョージに言葉をかけられて緊張しつつサインをもらう喜美子。そこに現れたのは、8年ぶりに会う草間宗一郎(佐藤隆太)だった。
思いがけない再会を喜びあう二人。草間は荒木荘の住人の雄太郎(木本武宏)や、さだ(羽野晶紀)とも打ち解ける。戦後ずっと、離れ離れになった妻を探し続けてきたのだが、大阪にいることがわかったのだという。しかし今は別の男性と一緒にいると聞いて、喜美子も戸惑う。喜美子に強く勧められて、草間は妻に会って思いを伝えることにする。