シソンヌ、自作コントを解説「シティボーイズさんみたいな知性はまだ出せてない」<ライブDVD[huit]発売記念インタビュー・前編>
単独ライブでは、一貫したコンセプトみたいなものを作らないようにしてるんです / じろう
――芸人さんや俳優さんだけでなく、作り手の方々も大勢見に来られたのでは?
長谷川忍:あ、テレビ東京の佐久間(宣行プロデューサー)さんが見に来てくれたよね。
じろう:そうそう。
長谷川:佐久間さんは、野村くんのネタ(「野村くん、登校する」)に、なんか感動してくれたみたいで。
じろう:「先生が台車を押して野村くんを迎えに来たとき、ちょっと泣いちゃった」って言うんですよ(笑)。「たまんなかったよ」って。
長谷川:佐久間さんはよく褒めてくれるんですよね、「社会にうまく適応できない人を、いつもうまくネタにしてるよね」って。まぁ野村くんに関しては、僕も常々かわいいなって思ってますけども。
――(笑)。「[huit]」で披露したコントには、共通のコンセプトのようなものはあるのでしょうか?
じろう:単独(ライブ)の場合、特に最近は、むしろ一貫したコンセプトみたいなものを作らないようにしてるんですよね。今回も、なるべく似ていない、いろんなジャンルのコントを6本作った、という感じです。
――ご自身で、特にお気に入りのネタは?
長谷川:やっていて楽しかったのは、洋食屋さんの2本(「閉めたのに」「キッチンようこ」)と、「知らない自分」ですかね。台本もそこまでカチッと作らずに始まったネタで、なんとなくフって、ボケて、ツッコんで、というやりとりをしてみて、面白かったら残していく、みたいな感じで作っていったんですけど、その過程も楽しかったし、常に新鮮な気持ちで演じることができました。お客さんはどれが好きなのかなぁ…。「飲み会のあと」なんかは、やってみて「こんなに反応がいいんだ」って。
じろう:そう、ちょっと意外でしたね。
10月30日(水)発売/3000円+税/よしもとミュージック
■LIVE「シソンヌライブ[モノクロ]2019」
11月2日(土) 熊本・熊本DRUM Be-9 V1 ※2回公演
11月3日(日) 鹿児島・CAPARVO HALL ※2回公演
11月10日(日) 沖縄・よしもと沖縄花月
11月16日(土) 栃木・HEAVEN'S ROCK宇都宮VJ-2 ※2回公演
11月22日(金) 山形・山形市民会館 小ホール
12月1日(日) 福岡・パピヨン24 ガスホール
12月7日(土) 北海道・札幌市教育文化会館 小ホール
12月14日(土) 島根・松江 AZTiC canova ※2回公演
12月15日(日) 鳥取・米子AZTiC laughs ※2回公演
12月21日(土) 岡山・さん太ホール
12月26日(木) 東京・有楽町朝日ホール
料金:前売2500円 / 当日2800円
問合せ:チケットよしもと 0570-550-100 (朝10:00~夜7:00)
http://goo.gl/ke3pel/
※12月26日の東京凱旋公演はライブ・ビューイングあり
【生中継】2019年12月26日(木) 19:00
【ディレイ中継】2020年1月3日(金) 15:00
https://liveviewing.jp/sissonne/