植田真梨恵、“ワクワクが詰まった”ライブで24曲熱唱!「明日からも素晴らしい日々になりますように」
いよいよライブも後半戦へ!
MCでは「新曲の『WHAT's』を聞いていただきました。ありがとうございます。皆さん楽しんでますか?」とファンをあおると、ファンは「いえーい!」とレスポンス。
ボリュームに納得がいかなかったのか「そんな(もの)ですか!」と言い、再度「皆さん楽しんでますか~?」とあおるなど、観客とのやりとりを楽しんだ後は、「REVOLVER」で後半戦突入。
早口言葉のような疾走感あふれるボーカルを決めていき、キラキラ光るステージをさらに歌声によって煌びやかに盛り上げていく植田。
もはや“真梨恵ダンス”とでも言うべき手足を使った振りで歌い切ると、一気に懐かしの楽曲に遡り「S・O・S」へ。
観客にマイクを向けて歌声をリクエストしつつ、自身も左右ワンツーパンチをしたり、髪を振り乱したり、どんどん動きは激しさを増していく。
そのままトップスピードで「わかんないのはいやだ」に突入し、もう完全に会場が一体感で包まれると、PALPABLE!シリーズにはなくてはならないんじゃないだろうかと勝手に思っている「ふれたら消えてしまう」に勢いそのままにつながる。
その後はメジャー6thシングル「夢のパレード」。ギターソロからのAメロ、いつも以上に遊び心のある歌い出しで、闇夜を切り裂くような力強い歌声で、気付いたら夢のパレードに参列しているような気分になり、自然と座席で歌を口ずさむほど。
ただ、さすがに全曲フルパワーで歌ってきただけあって、高音が出ずらいのか、少し詰まる場面も。それでもファンは温かいまなざしで見詰めていた。
次の曲はイントロでゾクゾクきた。先日のYouTube「25時間生配信」(結果26時間半)で生まれた「I JUST WANNA BE A STAR」を持ってくるとは…。
まさにあの日完成したMVのような配色のライトが印象的な照明を用い、完成まで何度も配信中に聞いていただけあって(勝手に)、もうすっかりなじみのメロディーを完成形として歌っているのだから感慨深い。植田はもちろん、バンドメンバーもどこか誇らしげにプレイしている姿が印象的だった。
残念ながら楽しい時間は永遠ではない。そう、早くもラスト曲の時間に。
ピアノ音が流れる中、植田は口を開き「皆さま本当に今日はありがとうございました。5年前にこの歌から始まりました。自分のことが何も分からなかった私ですが、この歌で歌っていることってすごくシンプルで、まだ見たことのない夢や愛がかなうことは1回も見たことないからさぁ、見てみたいなっていう歌なんですよ」と語り出す。
「こうして今日、皆さんが1回でも私を好きって思ってくれた皆さんがここに来てくれたから私は皆さんの前でこの歌を歌うことができます。本当にどうもありがとう。これから先のことは分かりませんが、最低限の約束で、私は皆さんのそばにいつもいつもいつもいますから。つらい時はいつも私の歌を聴いてくれたらうれしいです。完全じゃないけど、頑張ります」と熱いメッセージを送ると、静かにメジャーデビュー曲「彼に守ってほしい10のこと」を歌い上げる。
やはり少し声がかすれてしまうシーンもあったものの、“魂の歌声”が大きなZepp DiverCityに響き渡り、本編が終了した。
<セットリスト>
M1. 旋回呪文
M2. 流れ星
M3. 壊して
M4. RRRRR
M5. 泣いてない
M6. ミルキー
M7. ナビゲーション
M8. メリーゴーランド
M9. 心と体
M10. kitsch
M11. FAR
M12. Bloomin’
M13. Stranger
M14. WHAT’s
M15. REVOLVER
M16. S・O・S
M17. わかんないのはいやだ
M18. ふれたら消えてしまう
M19. 夢のパレード
M20. I JUST WANNA BE A STAR
M21. 彼に守ってほしい10のこと
EN 1. 中華街へ行きましょう
EN 2. 僕の夢
EN 3. 変革の気、蜂蜜の夕陽
PHOTO:山口渚、小杉歩(ラインナップの写真のみ)
「植田真梨恵 LIVE of LAZWARD PIANO “Academic!”」
2020年1月26日(日) メルパルクホール大阪
OPEN昼4:15 / START昼5:00
2020年2月9日(日) ヒューリックホール東京
OPEN昼4:15 / START昼5:00
■植田真梨恵オフィシャルサイト
【HP】uedamarie.com