<PSYCHO-PASS サイコパス>劇場版一挙放送! 拡大し続けるシリーズを一発整理!<ザテレビジョンシネマ部>
アニメが「大人でも楽しめる」といわれるようになってから随分とたったが、その中で明確に増えたジャンルがある。それは“刑事もの”だ。
子ども向けといわれていた時代のアニメは、推理し謎を解く物語や作品はあっても、子どもたちに共感を得るため、主人公の肩書を子どもでも不自然でない…明確な年齢制限もなく公式な免許の必要もない“探偵”にするケースが多かった。だが、大人向けならば主人公が刑事や検察・公安などの捜査・逮捕権を持つ職業でも、少々難解な推理/サスペンス描写があっても問題はない。またこれにより、より実写ドラマに近い、いや、実写ドラマとも違うトリックやロジックを入れ込んだエンターテインメントが可能になってくる。
その代表作ともいえるのが『PSYCHO-PASS サイコパス』だ。アニメーション制作は『攻殻機動隊』シリーズを手掛けるプロダクションI.G。第1作となったシリーズでは、あの『踊る大捜査線』シリーズの本広克行が総監督として名を連ねている。
舞台は、人の心理状態を数値化する技術(通称サイコパス)が発展した近未来の日本。だがそれは、有害なストレスから解放されるため、どんな服装、食事、映画が良いか…といった個人的なサポートだけに活用されていたわけではなかった。政府は、市民の健康と社会的秩序を守るという名目でサイコパスを管理運用する〈シビュラシステム〉を利用。有害なストレスの高まりを犯罪係数と称し計測、一定値を超えた人物たちを“潜在犯”として保護(実質的な逮捕・拘束)していたのだ。
2012年からスタートしたTVシリーズでは、〈シビュラシステム〉を運用し“潜在犯”を取り締まる公安局刑事課に赴任した新人監視官、常守朱(つねもりあかね)の視点からドラマは展開していく。公安は優良なサイコパスを持つ監視官と、犯罪者の心理をつかみやすいという理由から“潜在犯”と認定された人物を執行官としてバディを組み執務に当たらせていたが、常守と組むこととなった執行官は、元監視官だった狡噛慎也(こうがみしんや)。当初、狡噛の行動を理解できない常守だったが、幾つもの事件に関わる中で狡噛という人物を知り、〈シビュラシステム〉の秘密を知ることになる。
[放送情報]
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス
WOWOWシネマ 11/15(金)よる10:45
WOWOWシネマ 11/25(月)深夜1:00
WOWOWプライム 12/21(土)深夜2:00
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰
WOWOWシネマ 11/16(土)よる10:15
WOWOWシネマ 11/26(火)午後3:00
WOWOWプライム 12/1(日)午前9:00
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian
WOWOWシネマ 11/16(土)よる11:30
WOWOWシネマ 11/26(火)午後4:15
WOWOWシネマ 12/8(日)午前4:30
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__
WOWOWシネマ 11/16(土)深夜0:45
WOWOWシネマ 11/26(火)午後5:30