桜井日奈子が「世界で一番めんどくせーぞ」と間宮祥太朗を一蹴する“殺カレ死カノ”映像が公開
場面写真のシーンは一発撮り
場面写真の鹿野が加えているイカ焼きは、小坂が買ってきて「食え」と差し出したもので、少しかじるだけだったはずが、勢いよくかぶりつき、偶然にもイカ焼きを丸々くわえた状況が生まれた。
本編ではくわえたまま「おいひぃ!」としっかりせりふを言っている。この作品では、小林監督がシーンごとにかなりの数のテークを重ねて撮影したが、アドリブ的な面白さが受け入れられ、リテークなしとなった珍しいシーンだ。
主演2人の会話シーンが公開
本編映像は、学校からの帰り道での小坂と鹿野の不器用で口の悪い会話にクスリと笑えるシーン。小坂が少し後ろを歩く鹿野に何か言ってほしそうに何度も振り返る。
しびれを切らしたかのように小坂が「…なぁ、お前、なんか気付かない? 今日」と話を振るが、それでも鹿野は分からない。小坂が気付いてほしかったのは、「俺の髪形! 分け目がいつもと逆だろーが! 言わせんなよ」と、まさかの分け目の違い。
それに対し、鹿野は「どうした? 今のお前、世界で一番めんどくせーぞ」と冷静に半ばあきれ顔で一蹴。
小坂は「うっせえ、殺すぞ!」といつもの口ぐせを言いながら分け目を元に戻す。小坂はツンデレな一面を露呈させたのか、それとも鹿野との会話を盛り上げるための優しさからの渾身の話題なのか?
鹿野の低いテンションや殺伐とした言葉遣いについて、今までは対照的なキラキラした雰囲気の女子高校生役が多かった桜井は、「作り込み過ぎていないテンションで、やり取りがすごく心地の良かったです」と、撮影を振り返っている。
また、今回公開された本編映像は、本作の照明を使わず自然光のみでの撮影が生かされ、絶妙な光を感じることができるシーンになっている。
11月15日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本=⼩林啓一
原作=世紀末「殺さない彼と死なない彼⼥」(KADOKAWA刊)
⾳楽=奥華⼦/主題歌︓「はなびら」 奥華⼦(PONY CANYON)
公式サイト=http://korokare-shikano.jp/