現在、女優と学生を両立中
――女優と学生を両立されていますが、振り返って楽しかったことはありますか?
東京にいると、なかなかプリントも受け取れなかったりもするので、学校の友達や先生が協力してくれて。
プリントを送ってくれたんですけど、その中の1枚に「待ってるよ!」ってみんなが書いてくれた寄せ書きがあって、それがとてもうれしかったのを今でも覚えています。
――先生と友達にそんなことをされたら、うれしくて涙が出ますね。
「頑張ろう!」って思いましたね。
――そんな友達や先生の存在があって、頑張ってこられたということですか?
はい! もう、そればっかりです!!
――あと半年くらいで卒業ということで、JKではなくなってしまいますね。
大人になりたいときと、大人になりたくないときがあって。高校を卒業すると「高校生だから」っていう、もしものときの言い訳がなくなるなと…。
あまり言い訳はしたくないですけど、「もしかしたら言えるな」っていう安心感がなくなってしまうっていうのが怖いです。
――大人になると責任も出てきますからね。
責任も大きくなります。
――制服が着られなくなることに、寂しさを感じたりするものですか?
今の学校の制服が好きなので寂しいんですけど、作品でセーラー服もブレザーも着せていただいているので、まだ着せてもらえるように…。
――お仕事だと、着る機会はいっぱいありそうですね。
できるだけ似合うままでいよう…いたいと思っています。
――森さんだったら、「コスプレ」とか言われなさそうですよ。
そうだといいですね。「コスプレ」って言われるようになったら、潔くやめます。
――卒業後の、プライベートでの展望ってありますか?
今は大分と往復していて、東京に来ることによって往復に時間がかかっていたりして。
東京と大分で生活を二分していると、荷物も二分しちゃって、やりたいことができなかったりしているんです。
それが全部東京に来るとなると、時間に余裕が生まれてくるんじゃないかなって思うし、高校生じゃなくなったから言い訳もできないので、その余裕を使って頭の中の蓄えを増やしていきたいなって思っています。
大分と東京の往復にかかっていた時間を、そういうことに費やしたいなと思ってます。
11月15日(金)公開
<スタッフ>
原案:わたなべひろし 原作:地獄少女プロジェクト
監督・脚本:白石晃士 音楽:富貴晴美
配給:ギャガ 制作プロダクション:ダブル・フィールド
製作:映画『地獄少女』製作委員会
<キャスト>
閻魔あい:玉城ティナ 骨女:橋本マナミ
一目連:楽駆 輪入道:麿赤児
市川美保:森七菜 南條遥:仁村紗和
御厨早苗:大場美奈(SKE48)
森優作、片岡礼子、成田瑛基
/魔鬼:藤田富 工藤:波岡一喜
【HP】gaga.ne.jp/jigokushoujo-movie