前田こころ「令和を代表するアイドルグループになれるように」と1stアルバム収録曲を語る<BEYOOOOONDSインタビュー前編>
8月にリリースしたデビューシングル「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」がオリコン週間シングルランキングで1位を獲得したハロー!プロジェクトの12人組新グループ・BEYOOOOONDS。
勢いそのままに11月27日(水)にファーストアルバム『BEYOOOOOND1St』をリリースする彼女たちから、今回は一岡伶奈、西田汐里、前田こころ、平井美葉の4人にインタビューを行い、同アルバムについて話を聞いた。
サプライズでのリリース発表に「それぐらい期待されているからかなと思って、すごくうれしかった」(一岡)
――今回のファーストアルバムは、歌あり、演技あり、ユニット曲あり。BEYOOOOONDSのいいところが詰まった作品に仕上がったと思います。最初にアルバムを出すと言われたとき、どんな思いでしたか?
一岡:サプライズでアルバムを発売することが発表されたんですけど、最初はセカンドシングルとかかなって思っていましたね。アルバムは1~2年ぐらい経って、いっぱい曲が出てからっていうイメージが自分の中にあったので、今の段階で、というのには驚きました。でも、それぐらい期待されているからかなと思って、すごくうれしかったです。
平井:こんなに早いと、「え!? アルバムの定義とは?」って考えちゃいますよね。それに持ち曲が少なかったので、アルバムに収録される残りの9、10曲ぐらいをどうするんだろうって、少しパニックになりました(笑)。でも、持ち曲が増えることで、「もしかしたらBEYOOOOONDSの単独ライブが出来るようになるのかな!?」みたいな期待も同時に生まれました。
西田:アルバムが出るって聞く前からファンの方には「単独ライブできるといいね!」っていう声をたくさんいただいていたので、アルバムが決まっただけでなく単独ライブも決まって、すごくうれしいです! 応援してくださっている方に恩返しというか、贈り物ができたなって。
「アルバムを出すよ」って聞かされたときはカメラが回っていたんですけど、そのときは実感がなくて…。今はもう少しで発売だなって実感が湧いてきています。すごくいい曲をたくさんいただいたので、発売が楽しみです!
前田:サプライズのときは何かの発表だろうなとは感じていましたね。でも、こんなに早くアルバムを出せると思っていなかったから、アルバムだとは1mmも頭になかったので本当にびっくりしました。BEYOOOOONDSにはすごく個性的な曲がたくさんあるんですけど「これから曲が増えるんだな」ってことが一番うれしかったです。
――サプライズで発表されたということですが、そのとき皆さんはどんなサプライズを予想していたんですか?
前田:正直、新メンバーかなって。BEYOOOOONDSはオーディションから加入してきたメンバーもいますし、どんどんメンバーが増えていくグループになるのかなと勝手に思っているので、「まさか新メンバーかな? ここで来るのかな?」みたいな感じでした。いろいろ想像していたんですけど、アルバム発売でめちゃくちゃビックリしました。
一岡:私は「来年の春にツアーが決まったのかな?」とかかな。それこそセカンドシングルかなとか思っていましたね。
――今回のアルバムには「CHICA#TETSU」や「雨ノ森川海」といったユニットごとの新曲も収録されていますね。
一岡:私が所属しているCHICA#TETSUは「高輪ゲートウェイ駅ができる頃には」という楽曲です。前回の曲が「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」だったので、地下鉄からJRへ進出しました!
今回の高輪ゲートウェイは山手線の駅の歌で、私はJRの車両だとE233系の電車が好き。山手線は一番新しいE235系っていう車両なんですけどね(笑)。この曲が新駅の駅メロとかになったら、すごくうれしいなと思いながら聞いています! 短時間でも印象に残るメロディーなので、合うと思うんですよね。
西田:「高輪ゲートウェイ駅ができる頃には」の間奏には、「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」から続いて“一岡まめ知識”っていうセリフがあるんですよ。“六本木駅”は、いつも一岡伶奈ちゃんが六本木駅の紹介を固定で言っていて、その後に違うメンバーが回変わりでセリフを言っていました。
ライブで地方へ行ったときも、その地方の電車や駅のことを紹介していて、一岡伶奈ちゃんだけいつも定型文だったんです。でも「高輪ゲートウェイ駅ができる頃には」は、一岡伶奈ちゃんのセリフしかない。これからどう変わっていくか分からないんですけど、違う地方に行っても伶奈ちゃんの声から届ける電車の知識が聞けるんじゃないかなって。
一岡:地方の公演とかで披露する一岡まめ知識は、ちゃんと自分で考えています! 例えば京都なら「京とれいん 雅洛」っていう私が気になっている電車で、それを文章に採用されているんですよ。