風間俊介が「中学生日記」で3年B組の生徒役から担任へ!
NHK教育で放送中の「中学生日記」が、放送開始から50年目を迎え、それに合わせ新年度から風間俊介と森田彩華の2人が、新人先生として出演する。
同番組は、名古屋市立東桜中学校を舞台に中学生が恋やいじめ、受験などに奮闘する姿を描く。生徒役は全員素人の現役中学生で、彼らに対する徹底取材からドラマのストーリーが作られている。また、新年度の「中学生日記」のキャッチフレーズは「中学生自身が作る中学生応援番組」。50年目を記念して毎月のテーマに合わせた質問をホームページで視聴者に投げかけ番組作りに生かしていく「台本のタネ」の募集、全国のさまざまな中学校・中学生を訪ねて面白いエピソードや情報を紹介する「中学生探訪」、全国から“転校生”として出演者を募集する「転校生シリーズ」を放送する。
今回、3年B組担任の神沢俊介先生を演じる風間は「中学生日記を通して、勉強も勉強以外のことでも、自分が学んだことをいまの中学生に届けて気付かせてあげたいです。役としては先生っぽくない、町中にいるお兄さんのようだが、信念を持って生徒に接したいです。また、本物の中学生とコミュニケーションをとって、自分が学んだことを教えるとともに、自分自身も成長して番組を盛り上げていきたいです」と思いを語った。一方、2年C組担任・瑞穂彩花先生役の森田は「先生役は初めてです。最近まで高校生役をやっていて制服を着ていたのでスーツも初めてです。視聴者が登場人物の気持ちになって見られるように、日々感じていることをメッセージとして伝えたいですね。また、自分が覚えている先生の思い出やうれしかったことを、いまの中学生たちに伝えたいです」と語った。
「理想の先生像」を聞かれた風間は「お世話になった先生の中に、弱みを見せたり、悩みを打ち明けたり、手の内を明かす人間らしい先生がいたので、先生と生徒という関係の前に、人と人との関係を作れる親しみやすい先生が理想です」と答えた。
また「”金八先生”に出演していたのは10年前ですが、いまでも『見ていたよ』って言われます。童顔なのでいまでも生徒に混じったら分からないと思います(笑)。だからまさか自分が机側ではなく、黒板側に立つとは思わなかった(笑)。周りからも『つい最近まで、お前が中学生だったのにな』って言われます」と話し「武田鉄矢さんとあるバラエティー番組でご一緒して、先生役で出演することを報告したら笑ってました。武田さんとは、いまでも先生と生徒のような関係なので、仕事を報告すると喜んでくれます。武田さんは、自分の人生の中の教師の一人。だから、自分も生徒の成長を喜べる、日記生が大人になったときに「先生の一人」になれるようにがんばりたいです。たまたま、金八先生の退職と重なったのも、不思議な巡り合わせですね。金八先生を引き継ぐなんて、恐れ多いことは言えないですが『3年B組 俊介先生』としてがんばりたいです」と明かした。
毎週金曜 夜7.25-7.55 NHK教育で放送中