毎日が“ヤマ場”
――撮影中、印象に残っていることはありますか?
毎日がヤマ場のシーンの連続。撮影期間は11日ぐらいだったんですけど、かなりハードな日々でした。撮影はほぼ順撮りということもあって、重い場面を撮っていくうちに物語の世界と同じようにスタッフの皆さんもどんどん疲れが溜まっていって、リアルに大変な状況になっていくんです。
どこかずっと気が張っている状態。私もよく眠れなくて、寝たと思ってもすぐ目が覚めてしまうことが多かったです。
――撮影の合間に共演者の方たちと「もし、本当に地震が起きたらどうしたらいいのか」という対策法を話し合ったりしたことは?
それはよく話していました。必ずしも家で被災するとは限らないですし、以前は何かあったらまずは家に帰ろうと家族で約束していたんですけど、それは群衆雪崩を引き起こす要因にもなるから控えた方がいいということを知って。
何が一番いいのか、命を守るためにはどうすればいいのか。みんなで考えたんですけど、なかなか答えが見つからないんです。今回は、私たちが出演しているドラマパート以外で、緊急時の対策法や日頃の準備など、いろいろ教えていただけると思うので私自身もしっかりと放送を見て勉強したいです。
――ドラマのタイトルにちなんで、もう一つの世界“パラレルワールド”があるとしたら、どんな人生を送ってみたいですか?
え~難しいですね(笑)。う~ん、普通の学生生活を送ってみたいです。
もちろん、今の人生も楽しいので、もしもう一度職業を選び直せるとしても芸能界でのお仕事を選択しますけど、学校と仕事の両立が大変であまり学園生活を楽しむことができなかったので…。
パラレルワールドでは、友達とファミレスでテスト勉強をしたり、いろいろなお店に寄り道をしたり、クレープも食べに行きたいですね(笑)。仲の良い子たちとたくさん遊びたいです!