<アンジュルム>川村文乃、上國料萌衣、船木結が語る“名付け親”中西香菜の卒業
――なるほど。9月の勝田さん卒業公演は和田さんも観覧されたようですが、何か感想などはありましたか
上國料「なんだろ。かわむー(川村)の髪色のことを言ってたのしか覚えてない(笑)」
川村「そうそう(笑)。私、勝田さんの卒業公演の日に、初めて髪色を明るくしてみたんですよ。そしたら、終わった後に和田さんに『かわむーは髪の毛は絶対に暗い色のほうがかわいい』って言われちゃって(笑)」
上國料「すごいストレートに(笑)」
川村「バッサリと意見を言っていただき。私も本当に挑戦で染めてみたので、あ、和田さん的にはそうなんだ…って思いました(笑)」
船木「あははは! めっちゃおもしろかったです!」
上國料「はっきり言ってくださるのも和田さんの良さです(笑)。その記憶が強すぎますけど『楽しかったよ』とも言ってくださいましたね」
船木「手を握って『かっこよかったよ』って言ってくださって、すごい嬉しかったです」
――ツアー中に起きたハプニングなどはあります?
川村「私が忘れられないのは、勝田さん卒業後の北海道公演。笠原桃奈さんが衣装の袖を…」
上國料「そうだ(笑)!!」
川村「衣装の袖って、普通は踊っても取れないじゃないですか。でも踊っている最中に腕だけスポッて取れて、片腕は長袖、片腕はノースリーブになっちゃって(笑)」
上國料「それが一番の事件ですね」
船木「ありえない出来事すぎて、みんな踊りながら爆笑してました。お客さんもみんな笑ってて」
上國料「そういうハプニングを起こすのって、いつも桃奈なんですよ(笑)」
船木「あと最近はみんな人狼ゲームにハマってて。ライブしている時以外は人狼しかしていないってぐらいやっていて。コンサート中も若干メンバーに疑いの目をかけてしまうので、ちょっとミステリアスな公演になってるんじゃないかなと思います(笑)」
グループっていつ何があるか分からないなと思いました
――さて、中西さんから卒業発表があったのは勝田さん卒業直後の9月30日。ファンもビックリでしたが、皆さんの心境はいかがだったんでしょうか。
上國料「いやー、早すぎるわー!って感じでした。勝田さんは卒業発表から卒業まで3か月あったけど、中西さんは2か月だったんですよ。その間にどういう思い出を作ろうとか考える時間もないぐらい短くて。すごいビックリしたし、本当にグループっていつ何があるか分からないって思いました」
川村「こんなに早く卒業されちゃうのにビックリしたんですけど、ちょうど新曲のリリースイベントとかもあって、ほぼ毎日のようにみんなで仕事があって。だからこの2か月間で、一層中西さんと仲が深まったというか」
船木「みんなで話すことが増えて。それで中西さんがいつもふざけて面白いことをしていて、仲が深まったのはありますね」
――その船木さんも、その後10月に卒業を発表されたわけですし、中西さんの報告は驚いたのでは…。
船木「その時には自分の卒業も決まっていたんですが、まだメンバーには伝えていなかったので、『うお、マジか!』って(笑)」
上國料「そっか、知らなかったのか!」
船木「そうそう。だからそれが正直な感想ではあるんですけど(笑)。でも中西さんって面白い部分もあるんですけど、MCとかでどうしたらいいのか分からない時に、次に話が進むようにさりげないフォローをしてくださる方なので、今後そういう役目はみんなで頑張っていかないとなって思いました」
――上國料さんと川村さんは船木さんの卒業報告はどう受け止めました?
上國料「いやもう、『は!?』みたいな感じでした、最初は正直(笑)」
船木「あはははは!」
上國料「この人何言ってるの?って思いましたし、全く知らなかったからショックでした(笑)」
川村「私は発表前に船ちゃんから電話で聞いたんです。その日はLINEでツアーの歌割りの話で盛り上がっていたんですが、『このあと時間ある? ちょっと電話したいんだけど、30分後に電話するね』って来て。その連絡の時点で『わ、これはちょっと怖いぞ、何かあるな』って思ってたんですけど、電話で卒業するって話を聞いて。信じられなかったんですけど…まあ、ビックリって感じでした。本当に寂しいなって思います」