<アンジュルム>川村文乃、上國料萌衣、船木結が語る“名付け親”中西香菜の卒業
――同期の川村さんには事前に伝えないとって気持ちだったんですかね。
船木「リーダーとサブリーダーには事前に伝えるっていうのもあって、特に同期の川村文乃ちゃんには先に言いたいですってお話をしていたんです。でも直接会える時間がなかったので、急遽電話したんです」
――その後、メンバー全員にはどうやって伝えたんですか?
船木「ライブの終わりに」
上國料「帰りの準備をしている時です」
川村「みんなラップとか歌って大盛りあがりの時に(笑)」
上國料「楽屋にマネージャーさんが入ってきたから、何かいい報告があるのかなってニヤニヤしていたら、ふな(船木)が立ち上がって。『へ?へ?待って待って、何言うの?』と思ったら、卒業発表だったので、すごいビックリしちゃいました」
船木「その時は私が一番泣いてました(笑)。本当はいろいろ準備して言うはずだったんですけど、急だったので私もどう話せばいいのか分からない状態で。息が上がっちゃって、多分、半分何言ってるか分かんなかったんじゃないかと(笑)」
上國料「確かにふなが一番泣いてました(笑)」
中西さんが付けてくれたアンジュルムという名前を大切にしたい
――dTVチャンネルで生配信される千秋楽では、卒業する中西さんをどう送り出したいですか?
川村「中西さんに楽しんでもらえるコンサートだといいなって思います。楽しいって気持ちがいっぱいで終われるライブにできるように、私も頑張ろうと思います。曲中に中西さんと目が合うことがあると、いつもは中西さんが変顔をしてくれるんですが、最後は私から変顔をプレゼントしようかなって思います(笑)」
上國料「中西さんは加入のときからすごく優しくて、心のケアとかもしてくれていて。本当にたくさんお世話になった先輩でもあるので、いい形で送り出せたらなって思います。中西さんはケガで活動休止されていた時間をすごく気にしている部分があるんですけど、そういうのも考えないで思い切り楽しんでほしいです」
船木「中西さんとは同じ大阪出身ということもあって、一番最初に打ち解けた先輩ってイメージで。まだ買い物をする場所も分からない時に原宿に連れて行ってくださったりと、本当にいろんな思い出があります。写真のフォルダーをあさっても、中西さんは変顔ばっかなんですよ。そんな中西さんらしいライブにしたいです」
川村「ほんとに! 中西さんと撮ってる写真は変顔ばっかり(笑)。でも、さりげなくサポートしてくれるのがすごく上手で、よくメンバーを見てるなって思うんですよね。誰かが今日ちょっと元気ないなって思うことがあればすぐに面白くお話してくださったり。ずっとメンバーを見てるなって思いますね」
上國料「私もふなちゃんと同じように、中西さんにはいろんなところに連れて行ってもらいましたし、クリスマスパーティとかしたのがすごく印象に残っていて。卒業しても、また一緒にゴハンとか行けたらと思います。卒業ライブ、楽しみましょう!」
川村「中西さんはよくケーキを作ってきてくださったんですが、メンバーのことを考えて砂糖をあまり使わないケーキで。卒業されても、そんな中西さんの優しさが詰まったケーキを作ってほしいなと思います(笑)。私も、卒業公演の日には中西さんにお菓子を作ってプレゼントしようかなって考えてます!」
上國料・船木「いいなー!」
川村「上手にできるか分からないので、本当にプレゼントできるか分からないんですけど、楽しみにしていてください(笑)」
上國料「アップルパイ! アップルパイ!」
川村「じゃあ、アップルパイを作ってみようかなって思います(笑)」
船木「中西さんって料理がお上手だったり、立ち居振る舞いも女性だなって感じで、アンジュルムの中では特に女性らしいんですよ。自分にはないところをたくさん持ってられたからこそたくさん助けられた部分があるので、そういう素敵な部分も最後まで見たいですし、面白い部分も発揮してくださったら嬉しいので、素敵な卒業ライブにできたらなって思います」
上國料「あっ、ちょっと追加していいですか? 大事なことを忘れていたんですけど、中西さんってアンジュルムっていう名前を付けてくださった方じゃないですか。私、そのアンジュルムって名前にすごい感謝していて。嬉しい涙や悲しい涙、いろんな涙を一緒に流していこうって意味なんですけど、その名前のおかげで、いろんな出来事で『これってすごく幸せなことなんだ』って感じられるようになったし、涙を流すたびに思い出として刻まれていっているので、この名前を今後も大切にしていきたいなと思います」
川村「ライブの生配信では、中西さんのいろんな表情を楽しみにしてほしいです。それに、ツアーの千秋楽ということで、初めてのツアーだった橋迫鈴ちゃんのかっこよく決めている姿だったり、みんなが全力で楽しんでいる姿を見てほしいなと思います。画面越しですけど、熱気やパワーが伝わればいいなと思います!」