演劇×ラップ作品の集大成「わが星」が早くも再演!
'09年10月、三鷹市芸術文化センター星のホールにて上演された劇団ままごとの「わが星」は、当時観客、批評家から絶大な支持を受け、千秋楽には当日券を求める観客が行列をなした。翌'10年には岸田國士戯曲賞を受賞し、異例のスピードで'11年4月15日~再演することが決定。
劇団ままごとは、青年団演出部に所属していた劇作家・演出家の柴幸男の作品を上演するための団体。「演劇を『ままごと』のようにより身近に。より豊かに」をモットーに、固定概念にとらわれず自由で豊かな表現活動を目標にすえ、演劇外の発想から作品に昇華するのが特徴だ。演劇界でもっとも注目されている柴は、「わが星」では本番の音楽演奏を自身で行い、その音楽ライブ的な演出も話題となった。音楽と歌とラップで語られる物語に、心揺さぶられた観客も多い。
初演に引き続き、今回も音楽に□□□(クチロロ)のフロントマン・三浦康嗣が参加。4月23日(土)では通常公演とは違う、□□□のスペシャルライブも楽しめる。
「人間が生まれてから死ぬまでの100年。地球が生まれてから死ぬまでの100億年。団地に住む一家をモチーフに、ある女の子の一生と星の一生を重ね合わせて描きます」(柴)。何気ない日常的な会話ややりとりが、壮大な宇宙の中でされているという当たり前のことに気付かされる、不意を突かれるような新感覚の舞台だ。
前売り:3000円(財団友の会2700円)、当日:3500円(財団友の会3150円)、高校生以下:1000円
5/7(土)・8(日) 三重県文化会館中ホール
5/12(木)・13(金) 名古屋 千種文化小劇場
5/19(木)~22(日) 北九州芸術劇場小劇場
5/27(金)~29(日)伊丹 AI・HALL
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