松下洸平、“朝ドラ”初出演で撮影初日は「記憶があまりないです(笑)」<スカーレット>
戸田恵梨香がヒロインを演じる連続テレビ小説「スカーレット」(朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
同ドラマは、高度成長期時代の滋賀・信楽(しがらき)を舞台に、男性ばかりの世界をがむしゃらな強さと持ち前の明るさで生き抜く女性陶芸家・川原喜美子(戸田)の姿を描く。
第45話(11月20日放送)にて、喜美子の働く丸熊陶業に入社してきた松下洸平演じる十代田八郎は、真面目だがどこか謎めいたところのある青年だ。喜美子は八郎から本格的に陶芸を教わることになり、作業をしながら2人の距離は徐々に縮まり、お互いを少しずつ意識し始める。
第60回(12月7日放送)では、喜美子が幼少期に拾った信楽焼のかけらを見るため川原家を訪れた八郎だが、信作(林遣都)が主催する“お見合い大作戦”に出席するため、帰宅しようとする。
母・マツ(富田靖子)の言葉を聞いた喜美子は、八郎に“お見合い大作戦”に出席してほしくないと伝えるというシーンが放送された。今後の喜美子と八郎の関係に注目だ。
喜美子の陶芸と人生に大きな影響を与えるという八郎を演じる松下が、“朝ドラ”初出演の気持ちや戸田の印象などを語った。
――今回「スカーレット」に出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
実家に帰るたびに、いつも“朝ドラ”を見ている母から「“朝ドラ”に出ないの?」と言われていたんです。実は何度も“朝ドラ”のオーディションを受け続けてきて、箸にも棒にもかからない日々を数年間経験していました。ですので“朝ドラ”出演の報告をしたときの母の喜びを見たときは、本当にいい親孝行をしたなと思いました。
どんな撮影でも初日は緊張するものですが、信楽ロケの初日は「いま、自分は“朝ドラ”に出ている!」と思うといつもの倍ほど緊張してしまって…記憶があんまりないんですよね(笑)。
スタジオ収録の初日も“朝ドラ”特有のセットは、そこに自分が実際にいるように錯覚してしまうとてもリアルなセットなので、「今、自分は“朝ドラ”に出てる……」とまたもや緊張してしまいました。
キャストの皆さんも、スタッフの皆さんも本当に優しい方ばかりなので、今はものすごく楽しく撮影をさせていただいています。