第2世代・恵比寿マスカッツは「今『絶対的エースがいない』けど『カッコいい!』」総合演出・マッコイ斉藤が明かす“今”の魅力
2008年4月に誕生した恵比寿マスカッツは、初代結成から12年。現在の第2世代・恵比寿マスカッツは12月27日(金)に神奈川・川崎にあるCLUB CITTA'で動員数1300人が目標のビッグライブを予定している。総合演出を担当するマッコイ斉藤に、“第2世代”の魅力や思いなどを聞いた。また、運営の“山根のババア”こと山根愛美からもコメントをもらった。今回はインタビュー『後編』。
第2世代はカッコいい、ダンスも武器
――現在は、面白いバラエティー色よりも、カッコいいパフォーマンスが際立っていますね。
初代はバラエティーが大好きで、面白さがバラエティーユニットとして爆発できた。だから歌やダンスがヘタでも、番組でそれをいじって“笑い”として発信できたから、面白キャラを生かせたんです。
でも今の子たちって、めちゃくちゃダンスが上手いんですよ、カッコいい。それ自体も武器になるんですよね。ただ、お笑いに対する処理能力は初代よりも低いのが事実で…『センス』『適応力』『処理の仕方』が初代はものすごく早かった。
“お笑い”という面での要求レベルは下げているっていうのは正直あります。今の子たちはむりやりやらせると顔に出ちゃうし、イジメに見えちゃうと面白くないですからね。昔は2時間くらいリハーサルをやって一つ一つ指示していましたが、今は全然やっていないんですよ。でもそれは、今の子たちは「素の方が面白いな」と思うから。だから、今は素のリアクションが多く見えるものを企画するようにしていますね。
もちろん、初代のようにパッケージにはめて追い込んだ方が面白い子もいます…藤原(亜紀乃)とかですね。でもたとえば3年目のユニットに入ったばっかりの子に、またイチからバラエティーのルールを教えると、ユニット本体もろともイチからになってしまう。だったら素で勝負して、3年やって身につけた“バラエティーの教科書”でちょっと覚えたことを出来る子がやってくれたらいいなって。
――今バラエティー力が高いのは?
藤原、吉澤友貴。あと、小林ひろみには「先に手を挙げてしゃべれ」って言っていて、彼女がきっかけを作ってくれる特攻隊長です。それと奈良(歩実)は…“福神漬け”みたいな存在かな。彼女がいいのは人柄と、不器用で「やれ」って言ったことを外しても笑いになるところで、右に転んでも左に転んでも面白い。“やらせられてる感”が面白いっていうのが結局は人柄なんですよね。
詳しくは→こちら
恵比寿マスカッツ公式HP→https://www.ebisu-muscats.com/
恵比寿マスカッツTwitter→@EBISU_MUSCATS_2
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