永作博美が井上真央の撮影現場をこっそりのぞき見!「大きくなったな…」
4月29日(金・祝)から公開される映画「八日目の蝉」の完成披露試写会が4月18日、都内で行われ、出演者の井上真央、永作博美、森口瑤子と、主題歌を歌った中島美嘉、成島出監督が登壇した。
同作は、'10年春に檀れい主演で連続ドラマ化もされた、直木賞作家・角田光代のベストセラー小説を映画化したサスペンス。生まれてすぐ、父の愛人・希和子(永作)に誘拐され、4年間愛情を持って育てられた恵理菜(井上)。その後、実の両親の元に戻った彼女は心に闇を抱えたまま成長するが、ある日、不倫相手の子供を妊娠する。
井上は、役作りや演技について「純粋に役にひかれたのと、チャレンジしたいと思ったのでこの役を受けましたが、こんなに悩んで壁にぶつかるとは思ってなかったです」と苦労した様子。
実は井上との共演シーンがない永作は、井上の撮影をこっそりと見学に行ったらしく「幼少のときに(恵理菜を)”薫”と呼んで育てていたんですが、『薫、大きくなったな』と涙目になりながら井上さんの姿を見ていた私がいました」と明かした。それを聞いた井上は「恵理菜もこうやって陰から希和子さんに見られていたのかもしれないと思ってぞくっとしました」とポツリ。
その後登場した中島美嘉が、活動休止後、初めて観客の前で主題歌「Dear」を熱唱した。歌声を聞いた井上は涙を流し「歌がすごく作品とリンクしていて、近くで聴けて感動しました。皆さんより先に泣いてしまってごめんなさい」と声を詰まらせた。
4月29日(金・祝)より公開