「俺の話は長い」ついに最終回!ありがとう、岸辺家<試写室>
綾子たちが引っ越していき、岸辺家には満と房江、二人の日常が戻る。房江は、寂しい表情を見せない。お母さんって強いよねぇ。いや、一概にそうとはいえないが、わたしの母親に似ていて懐かしくなった。
満は、どこか寂しそうな表情を見せる。3カ月5人で生活してたのに、分かってはいたけど急にお母さんと二人だもんね。そりゃ寂しいよね。
そんな中、満は明日香(倉科カナ)からの伝言「やれ」を眺める。30代になり、周りから孤立しているような、置いていかれるように思ってしまうこともあったかもしれないけど、何かを「やろう」と思えるのはすごい。
スーツを新調して、面接に向かう満の姿はとても頼もしい後ろ姿だった。
3カ月、楽しませてくれた5人に感謝したい。誰が見ても「こういう人いる」「こういうことある」と感情移入できるドラマだったと思う。
誰もが経験したことのあることや、ちょっと苦い青春時代を思い出したり、明日実家に帰ってみようかな、お母さんにメールしてみようかな、とこのドラマを見て思うのではないだろうか。
いつかまた、満を見られたらいいな。その時満は働いているのかなぁ。まだ実家で暮らしてたりして。
房江には、まだまだ喫茶店を守っていてほしい。綾子は、バリバリ働いて、春海が憧れる女性でいてほしい。光司には、働きながらも、音楽を楽しんでいてほしい。そして、満とずっと仲良くいてほしい。