ユースケが母親役に! 岩井秀人の名作が贅沢キャストで上演中
劇作家・演出家・俳優としても活躍中の岩井秀人の代表作「て」が「その族の名は『家族』」のタイトルで、上演中。キャストも母親役にユースケ・サンタマリア、弟役に荒川良々、認知症の祖母役に本格舞台初出演となる研ナオコ、と贅沢なメンバーがそろった。本作品は、「て」のタイトルで岩井主宰の劇団ハイバイで’08年に上演、翌’09年にも好評につき再演された。物語は岩井の祖母がボケてから亡くなるまでの約3週間くらいの期間、実際に岩井の家族の間に起きたことがモデルとなっている。
開演前には、ユースケ自ら舞台出演に至るまでの経緯や、震災時の避難について日々説明。「僕らが芝居続けていたら大丈夫ですから。でも、『ロビー出ましょうか』って言いだしたら考えてください」とユースケらしいコメントに、会場は和んだ。
野田秀樹、平田オリザ、宮本亜門らも支持した最新の家族劇が、タイトル、キャストも新たに初の円形舞台でどう生まれ変わったか、話題の作品は4月28日(木)まで公演中。
◎上演スケジュール◎4/13~28(木) 青山円形劇場
前売り、当日ともに5800円(全席指定)
HPhi-bye.net
前売り、当日ともに5800円(全席指定)
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