新選組隊士たちのチームワークは抜群! 永井大と宅間孝行は「役と同じような関係性です!!」
NHK BSプレミアムで放送中のBS時代劇「新選組血風録」の第5回「池田屋異聞」の試写会が4月21日、NHK放送センター内で行われ、主演の永井大、宅間孝行、辻本祐樹、前田亜季が出席した。
同作は司馬遼太郎原作「新選組血風録」を基に、混乱の時代を懸命に生きた新選組隊士たちの人生を毎回読みきりの形で描く「新選組外伝」。今まであまり光が当たってこなかった隊士たちの裏話、人生の話、人間ドラマが描かれており、5月1日(日)放送予定の「池田屋異聞」では監察の山崎烝(加藤虎ノ介)に焦点を当て、池田屋事件と並行しながら物語は進む。
土方歳三を演じる永井は「池田屋騒動というのは新選組を大きくしたエピソードの中でもすごく有名なお話です。ドラマ上、土方歳三は直接関わってないのですが、その分近藤局長(宅間)を初め沖田くん(辻本)がいろいろと立ち回りを見せてくれて、非常に見ごたえがある回になったのではないかと思います」と手ごたえを感じた様子。近藤勇役の宅間は「『新選組血風録』という名作は45年前にドラマ化されていてDVDになるくらいの名作です。そういう意味では比較されたりみたいなこともあると思いますが、非常にチームとして結束し志高くやっているところもあります」と作品に懸ける思いを語るが、「現場は男しかいなくて前田亜季ちゃんとはほとんど会わないような状況です。僕が撮影中に女優さんと話したのは会見のきょうぐらい(笑)」と不満(!?)をもらした。また、永井や宅間から「殺陣がすばらしい!身のこなしが天才的!」と大絶賛されている辻本は「殺陣が多くてたくさん苦労したのですが、殺陣師の先生が格好いい殺陣をつけてくださったので思いっきりやりました。見ている方に『総司の動きいいな』と言ってもらえるように日々頑張っております」と撮影を振り返った。土方に思いを寄せるお美代役の前田は「撮影に入る前から男性キャストの皆さんは殺陣だったりけいこだったりずっとやっていると聞いていたので、本当に格好良くてすばらしいシーンがたくさん出来上がっているな、と見ていてわくわくしました」とコメント。
撮影現場ではドラマの中と同様に、宅間を筆頭にコミュニケーションをとっているという。永井は「局長のいうことがすべて! 普段も役と同じような関係性です」と話す一方で、前田は「くだらないことで盛り上がっていますね。私はそこに入ることはできないんだな」と残念がっていた。
毎週日曜 夜6.45-7.30 NHK BSプレミアムで放送
※第5回「池田屋異聞」は5月1日(日)夜6.45-7.30放送予定