閉じる

<東京パフォーマンスドール>新年最初のライブは“攻めのセトリ”で完全燃焼!

2020/01/03 06:35

トークは相変わらずの緩さも
トークは相変わらずの緩さも撮影=永田正雄


MCでは“らしさ”も…!


対バンライブらしく、ここで一旦ブレイクし、MCタイムに。高嶋の「あらためまして、皆さま明けましておめでとうございます。東京パフォーマンスドールです!」から、1人ずつ簡単に自己紹介へ。

「皆さん盛り上がってますか~!?」のあおりも、帰って来た“あおり番長”浜崎のおかげで大いに盛り上がった。

その後、次の曲のために「タオル持ってますか?」と確認するも、寒い時期だけにあまり持ってきていないのか、反応が芳しくなく、どこからともなくメンバーから「コートでもいいですよ!」という謎のフォローが入り、浜崎から慌てて「コートはヤバイやろ」というツッコミが入るなど、新年早々(天然含め)ボケ多めの“6人らしさ”のあるトークを展開。

タオルを使ってさあいこう!
タオルを使ってさあいこう!撮影=永田正雄


そしておなじみのタオル振り回しソング「Are you with me??」へ。会場のファンによるタオルパフォーマンスは見られないのかなと思いきや、なんだかんだ言いつつ大量のタオルが会場を埋め尽くしていく。

あらあらアイドルファンの皆さんは優しいし、シャイなんだな~とほほ笑ましく俯瞰で見ていると、続いては出ました「純愛カオス」。

毎回同じようなことを書いている気がするが、いきなりエモいサビから、Aメロ歌い出しの脇の流れに引き込まれてしまってメモを取ることすら忘れてしまうので、今回も「浜崎&高嶋のオチサビがエグい」くらいしか書いていないのだが、もう言葉なんて要らない仕上がりぶり。

ここまで火がついたらもう止められない。むしろ、ここからの3連発がすごかった。

「HEART WAVES」「SURVIVAL!!」「Jumpin' Up!」ですよ、奥さん。(誰だよ)

一般的なライブなら、そろそろ緩やかな曲を交えてお茶を濁してもおかしくないのに、渇いたおじさんの心を潤して余りあるセットリストをぶちかましてくれるじゃないか。

中トロのきれいなハモリあり、6人そろったギターのジャ~ンあり、いさきのホットなボーカル、ヘドバン前のヒクイドリ…ならぬ脇のキックのキレ、橘の「瞬間移動した?」的な速過ぎて見えないダンスあり、SEIRA様の長い手足を存分に使った優雅な身のこなしあり、気合がハンパじゃない浜崎のボーカルに加えて、浜崎が入ったことによって微妙に歌声を調整してきたディーバ・高嶋のボーカル。

怒涛のセットリスト!
怒涛のセットリスト!撮影=永田正雄


書き始めたらきりがないくらい、濃厚な3曲のノンストッププレイで、夏フェスに来たんだっけ?ってくらい体温が急上昇しているのを感じた。恐らく会場中のファン、そして通りすがりのアイドル好きの方のハートは激しくウエーブしていたはずだ。

もしかするとメンバーもオーバーヒート寸前だったのかもしれない。この後すぐMCに入り、浜崎が「一旦タイム!」と言い、率先して水分補給しに行ったほど。

最後の曲振り前のMCで、高嶋が「最後にもう1曲だけ歌って、みんなと一緒に一つになってから私たち“逃げたい”と思うので…」とトリッキーなことを言い出し、すぐさまメンバーから「逃げないよ!」とツッコミが入るご愛敬はありつつ、「違うアイドルのファンの方もこの時間だけは一つになってね」と呼び掛け、抜群に発音のいいリーダーの「Hey, Girls!」が会場に響き渡り、大歓声とともにラストソングが始まった。

5人Ver.も高嶋ソロVer.も先日聴いたばかりだが、やっぱり浜崎を加えた6人のTPDによるこの楽曲は最強。

高嶋・浜崎の2人が向かい合ってハモる場面とか、完全に泣かせに来ているでしょ…ってくらい、2020年への決意がひしひしとパフォーマンスの端々に感じられたし、会場の「セイ!ヘイ!ウォー!」な盛り上がりもワンマンライブに来ているのかと錯覚するくらい沸いていた。

ノリノリだ
ノリノリだ撮影=永田正雄


この大きいハコで、ファン以外の人すらも巻き込んで取り込む力。先日の連載インタビューで、高嶋が2020年のグループの目標を「大きいステージ」と迷いなく書いてくれたが、新年早々大きいステージを熱狂の渦に包みこんでくれた。

1曲目の時の歓声より、最後の歓声が格段に大きくなっていたのも、彼女たちの40分間がどれほど充実していたかが分かる。

対バンだとしてもこの大きいステージで彼女たちのパフォーマンスが見られたのはうれしいが、できることならこんな光景をワンマンライブで何度も見せてほしい。

TPDがトップスピードで駆け抜けるその後ろを付いていけるのなら、全然後ろを振り返ってくれなくてもそれはそれで本望。

とにかく、2020年は1度でも多く、そして少しでも大きなステージで躍動するTPDの姿が見たいものだ。

その代わり毎日記事を書けというのなら、喜んで書きますとも。

アイドル神社にお祈り♪
アイドル神社にお祈り♪撮影=永田正雄


取材・文=蒼野星流

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

前へ
次へ
<セットリスト>
M1:BRAND NEW STORY
M2:DREAM TRIGGER
M3:TIME
M4:Counting the Seconds
M5:Are you with me??
M6:純愛カオス
M7:HEART WAVES
M8:SURVIVAL!!
M9:Jumpin' Up!
M10:Hey, Girls!

■ライブ情報
「ダンスサミット2020 in CBGK!!」
2020年1月5日(日)昼0:00開場/昼0:30開演 あけおめ!!シブゲキ編
2020年1月5日(日)昼5:30開場/夜6:00開演 ただいま!!シブゲキ編
2020年1月6日(月)夜6:00開場/夜6:30開演 ただいま!!シブゲキ編
2020年1月7日(火)夜6:00開場/夜6:30開演 あけおめ!!シブゲキ編

■東京パフォーマンスドール公式サイト
【HP】http://tpd-web.com/

■赤の流星公式サイト
【HP】https://tpd-web.com/akanoryusei/

◆アイドルたちの最新情報はこちら!↓↓◆

画像一覧
40

  • 東京パフォーマンスドールが新年初のライブを行った
  • 【写真を見る】2020年の目標を書いた絵馬を奉納! 独占SHOT
  • 浜崎香帆がMCを務め、鏡開きが行われた
  • いろいろなアイドルたちと一緒に鏡開き!
  • 大きなステージでこそ輝きを放つ東京パフォーマンスドール
  • 2人ともどことなく妖艶な魅力が増していた印象の橘二葉(左)と上西星来(右)
  • いつも幸せそうな笑顔が印象的な脇あかり
  • 新年早々キレッキレのパフォーマンスを見せてくれた
  • 橘二葉のダンスはますますスピードアップ!
  • ボーカルも力強い
  • トークは相変わらずの緩さも
  • セットリストは攻めに攻めていた!
  • 「TIME」の回るフォーメーションダンス
  • タオルを使ってさあいこう!
  • 櫻井紗季の力強いボーカルも目立っていた
  • 上西星来はいつだって美しい
  • いつもより滞空時間が長いジャーンプ
  • トークもある意味キレッキレ
  • メンバー同士の息の合ったパフォーマンス
  • 全力投球!
  • タオルがなければコートを回せ!
  • ぶんぶん回して大盛り上がり
  • 楽しいトークも対バンの魅力だ
  • 豪快に回す~!
  • 怒涛のセットリスト!
  • キュートな笑顔も
  • 脇あかりもボーカルがさえ渡った
  • 「BNS」がないと1年は始まらない
  • ノリノリだ
  • カッコいいだけでなく、かわいらしいステージも繰り広げた
  • やっぱり浜崎香帆のボーカルがないと完成しない
  • 高速フォーメーション
  • タオルを回してノッリノリ
  • 櫻井紗季も自信がみなぎっていた
  • トークコーナーにも登場した
  • 2020年の目標などを語ってくれた
  • トークコーナーでは告知も
  • 会場を盛り上げた
  • きちんとお参りしました
  • アイドル神社にお祈り♪

関連人物

  • No Image

    東京パフォーマンスドール

  • 高嶋菜七

    高嶋菜七

  • 橘二葉

    橘二葉

  • 浜崎香帆

    浜崎香帆

  • 上西星来

    上西星来

  • 脇あかり

    脇あかり

  • 櫻井紗季

    櫻井紗季

  • 赤の流星

    赤の流星

  • 推したい!フレッシュFACE

    推したい!フレッシュFACE

  • コミック試し読みまとめ

    話題の作品がいっぱい!コミック試し読みまとめ

  • ザテレビジョン マンガ部まとめ

    SNSでバズった話題のマンガが読み放題!ザテレビジョン マンガ部まとめ

  • 「ザテレビジョン」からのプレゼント!

    「ザテレビジョン」からのプレゼント!

  • 【冬ドラマ】2025年1月期の新ドラマまとめ一覧

    随時更新中!【冬ドラマ】2025年1月期の新ドラマまとめ一覧

  • 第121回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

    結果発表!第121回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

もっと見る