令和の今こそ語りたい「大滝詠一の素顔」に迫る特別番組が放送決定! 鈴木茂、伊藤銀次らのコメントも
ニッポン放送では、伝説のアーティスト・大滝詠一の素顔に迫る特別番組「大滝詠一フォーエバー」を、2019年12月30日(月)に放送する。
1970年にロックバンド「はっぴいえんど」のボーカル&ギターとしてデビューした大滝詠一は、細野晴臣、松本隆らと日本のロック黎明期に“日本語ロック”を形作りながらも、わずか3年でバンドを解散。
その後、自身のレーベル「Niagara」を創設すると、山下達郎や大貫妙子らを擁した「シュガー・ベイブ」を世に送り出すなど辣腕を発揮。
さらに、ラジオの企画に端を発し、山下、伊藤銀次と共に制作した『Niagara Triangle Vol.1』、佐野元春、杉真理と組んだ『Niagara Triangle Vol.2』などにより、“ナイアガラ・フリーク”と称される強力なファンダムを形成した。
1980年代には、『A LONG VACATION』(1981年)、『EACH TIME』(1984年)といったアルバムで日本の音楽界に金字塔をうち立てた一方、多くのシンガーやアーティストをプロデュースし楽曲を提供。「風立ちぬ」「冬のリヴィエラ」「熱き心に」といったヒットナンバーを生み出した。
2013年に65歳の若さで急逝してしまったが、近年世界的に日本のシティポップがブームとなった影響もあり、若い世代を中心に再評価されている大滝。今回の放送では、そんな大滝の魅力を改めてひもといていく。
ゆかりの人々が見た「人間・大瀧詠一」の素顔とは?
大滝が音楽へのこだわりだけでなく、ラジオやテレビの番組をはじめ、野球、相撲、古典芸能、映画のロケ地や苔など、さまざまな事柄で他人を唸らせるほどの深い造詣を見せていたのは、当時を知る人々なら誰もが知るところ。
今回のスペシャルプログラム「大滝詠一フォーエバー」のパーソナリティーは、大滝詠一が生前「こうちゃん」と呼び親しんだTHE ALFEE・坂崎幸之助が担当。そのパートナーには、80年代から折りに触れて大滝詠一を追いかけてきた上柳昌彦を迎え、二人が「今、大滝詠一に思うこと」を語り合う。
また、メッセージ・ゲストとして鈴木茂(ex.はっぴいえんど)、伊藤銀次(ex.シュガー・ベイブ、『Niagara Triangle Vol.1』)、太田裕美(大滝提供の「さらばシベリア鉄道」を歌唱)、音楽プロデューサー・朝妻一郎らも登場。彼らの貴重な声も交えつつ進行する。
番組は12月30日(月)朝11:00より放送。親交のあったアーティストが語るここでしか聞けない話に、ぜひ耳を傾けてみよう。
2019年12月30日(月)朝11:00-昼0:00
ニッポン放送にて放送