仲間由紀恵「テンペスト」がクランクイン! 「琉球の素晴らしい歴史を世界中で見てもらいたい」
NHK BSプレミアムで7月放送開始予定のBS時代劇「テンペスト」が4月上旬に沖縄でクランクインし、主演の仲間由紀恵、谷原章介、塚本高史が首里城に顔をそろえた。
同作は、琉球王朝末期の王宮を舞台に、美貌と才能をあわせ持つ女性が懸命に生きる姿を描く波乱万丈でけんらん豪華なエンターテインメント時代劇。琉球の士族・孫家に生まれた少女・真鶴(まづる)が兄・孫嗣勇(そんしゆう)の失踪を機に、孫寧温(そんねいおん)と名乗り、男として生きていくことを決意。科試(官史登用試験)に合格し破格の出世を遂げるが、謀反人の疑いをかけられ流刑にされる。さらに国王の側室として王宮へ返り咲くなど、波乱万丈の人生を歩む。
故郷・沖縄での撮影とあって、仲間は「世界に誇れるくらいきれいな空と海。そして人の温かさをかみしめながら撮影に臨みたい」とリラックスムードで話し「原作本を沖縄の方もたくさんお読みになっていると思いますが、琉球の素晴らしい歴史を沖縄だけでなく、全国、世界中で見てもらいたいです」と意気込んだ。また、原作者であり沖縄出身の池上永一氏へは「先生が嫉妬する、くやしがるような作品になるよう頑張ります!」とメッセージを送った。薩摩藩士・浅倉雅博を演じる谷原は「明るい開放的なお二人の衣装に比べて和装は異質なものですね」と寂しがりながらも「撮影を早く終えて、いろいろな沖縄そばを試したいです。午前中に撮影が終われば泡盛や一人踊りを楽しみたい(笑)」と撮影以外での楽しみ方も考えている様子。また、寧温の好敵手・喜捨場朝薫(きしゃばちょうくん)を演じる塚本は「宦官に恋する複雑な役柄ですが、琉装も着られて素晴らしい首里城でロケができて、役を通して大きくなれたらと思っています」と力強く語った。さらに「沖縄に長く滞在したのでクランクイン当日から知人と飲みに行きました」と沖縄でのロケを満喫。
真鶴の父・孫嗣志役に奥田瑛二、兄・孫嗣勇役に金子昇のほか、高橋和也、若村麻由美、高岡早紀、かたせ梨乃、GACKTら豪華な俳優陣が出演する。
7月スタート予定
毎週日曜夜6:45-7:30 NHK BSプレミアム
※初回放送は73分のスペシャル版