恵比寿マスカッツ、 “I LOVE YOU”を全力で伝えるライブでファンを魅了!<LIVEリポ(1)>
恵比寿マスカッツが、12月27日に神奈川・川崎のCLUB CITTA'で「FANZA presents 1300人集めて I LOVE YOU」ライブを開催。ライブの模様は「ニコニコ生放送」でも配信された。その模様を3回に分けてリポートする、今回はその第1弾。
2つのステージで観客とはほぼ“ゼロ距離”の構成
この日のライブでは、通常使われる会場前方のメインステージだけでなく、会場中央にもセンターステージを設営。さらにメインステージ上と、センターステージを360度囲むように観客席が設置されており、ステージを行き来する時には観客の間をぬって移動するなど、演者と観客の距離がかなり近く、手を伸ばせば触れることができてしまう(実際に触りにいくのはNG)、いわゆる“ゼロ距離”な構成と、サプライズで行われたメンバーとのハイタッチに、開演前から観客の期待は高まっていた。
冒頭からマスカッツおなじみ暴露大会に!?
開演時間を迎え、みひろ、神崎紗衣、松岡凛がメインステージに登場すると会場のあちこちから「可愛い!」の声。3人は、ステージの周囲やステージ上にも設置された観客席を見て、「わー近い!!」「プロレスリングみたい(笑)」と驚く。
クリスマスの話題になると、マスカッツならではの暴露トークに。みひろが「松岡さん、彼氏と過ごしたんでしょ?彼氏いるって言ってなかった?」と話を振ると、「クリスマス前に振られました…最悪なクリスマスですよ」と告白した松岡。続けてお返しに「そんなこと言いますけど、みひろさんもいないじゃないですか、旦那さんもう…」と応戦。「でも私一人じゃなかったもん。女3人で過ごしましたよ」と答える。一方神崎は「私はマスカッツで過ごしました」と言うが、夜の予定を問い詰められタジタジに。
景気づけにいつも舞台裏でやっているという、「恵比寿マスカッツ!」の掛け声で、2019年を締めくくる年末ライブが幕を開けた。
第2世代の軌跡をたどるVTRが涙を誘う
2015年7月の第2世代恵比寿マスカッツ立ち上げ発表からの軌跡をたどる映像で、現在5年目の第2世代メンバーが必死に走ってきた約4年を振り返った。
映像では、『マスカッツに入りたい一心』で加入したが、『成功が約束された光り輝く道なんかどこにもないことを思い知らされることに』なったメンバーの苦労がつづられた。そして『いつまでも突き抜けない現状』『メンバーの相次ぐ脱退や卒業』『何より現状打破できなかったのは、マスカッツに入ったことで満足してしまっている自分がいて、新しい道を築くという燃えたぎるような思いが欠けていたのかもしれません』と葛藤していた心の内も。
そうしてグループ名が「恵比寿★マスカッツ」「恵比寿マスカッツ1.5」を経て、再び初心に帰るという意味で「恵比寿マスカッツ」へ。そして市川まさみのリーダー就任、新メンバー16人の加入で、この1年さらに成長を遂げたメンバーたち。
ナレーションの『私たちが歩んでいる道は初めから光り輝く道なんかじゃなくて、泥だらけになっても必死にもがいて、悩んで、苦しんで、自分たちの手で切り開いていかなきゃいけない道なんだ』という言葉は、まさに現在の恵比寿マスカッツを表しているようなフレーズで、だからこそ応援したくなってしまうのだろう。彼女たちが苦労する様子はファンそれぞれの人生の大変さと重なって見える部分もあるだろうし、そんな苦労に負けず頑張る彼女たちにファンは元気をもらえるのだと思う。
グループの陰の“指揮者”が開演を告げる!?
映像が終わり拍手が沸き起こったところへ、「ウィリアム・テル序曲」が流れ始め、センターステージに指揮者風の格好をした由愛可奈が登場。髪を振り乱しながらステージを歩き回り、一心不乱に指揮棒を振る姿に、この後とんでもないライブが始まることを予感させた。
メンバーの近さに観客大興奮!
「バイバイダーリン」「Sexy Beach Honeymoon」「ビビる-Bodyで-Boo」「バッキャロー」と第2世代の武器の一つでもあるダンス力・歌唱力の高さを披露し、カッコよさも可愛いさもあるパフォーマンスで魅了した。しかも、メインステージとセンターステージの両方を行き来したり、それぞれで立ち位置を変えることで、全ての観客に全てのメンバーが近くで見られるようなフォーメーションになっており観客は大興奮。
川上奈々美 VS 小林ひろみ!?
続く「Jumping Bee」ではメンバーの一言あいさつも挟みながらパフォーマンス。「もっと~!」というフレーズの川上奈々美の見せ場に、「ちょっといいすか」「“感じ”出しすぎなんすよ」と曲を中断してかみつく小林ひろみ。本番中だからと動揺する川上に、「ずっと思ってたんです1年半くらい」「みんな思ってる」「気持ちいいんでしょうね!『もっと~!トタンサー(?)!!』って!」と続ける。そして小林は「1回だけ」と『もっと~!』に挑戦するも失敗。ここで吉澤も「みぃななの歌が鼻につくのはすごく分かる」とイジリに参加。長いやり取りに三上悠亜が「まだかな?」とツッコミつつ、今度は奈良歩実が『もっと~!』に挑戦するも再び失敗、最後はまさかの観客の一人が美声を披露し、曲が続行。その後は「Pressure Bomber」で前半ライブパートを締めくくった。
“藤原亜紀乃 劇場”、開演
続いて、「いらっしゃいませー!」という声とともに店員の格好をした藤原亜紀乃がステージに現れ、「クリスマスイブに本当に起こった悲しい物語」と題した突然の舞台芝居が始まった。歌い始める藤原に、店員のオヤジ役(?)から「浮かれてんじゃねーぞブス!」としかられる。そして後輩に合コンに誘われるが、バイトだからと一度断る藤原。落ち込みながら「顔面がホームベース」「後姿がマラドーナ」など自虐を入れるが、学生時代は可愛かったと当時の写真がスクリーンに登場。そして「もう一度あの頃に…あのクラスに戻りたい!」と叫ぶ藤原を合図に、制服姿のメンバーが現れ「Class」を披露。
“デビル”辰巳シーナの独壇場!
藤原とオヤジとの盛り上がるやり取りで笑いを誘いながら、「たった一人だけ心を許せる友達がいるんだ!それはシーナちゃん!」「クリスマスだからご飯に行くの」と語る藤原が、バイトでご飯に遅れるとLINEを送ると辰巳シーナからは悪口ばかりの“バッド”なLINEメッセージがスクリーンに映し出される。そして辰巳が「パラダイスBADライン」をソロで熱唱。辰巳による激しいヘドバンやステージ移動、観客への過激な煽りで最高潮に大盛り上がり。最後に全力でやりきった表情でステージに倒れ込んだ辰巳に、大歓声が贈られた。
ディスり上手でキュートな天使が降臨
友達から見放され『一人ぼっちのクリスマス』となり落ち込む藤原のもとへ、天使姿にふんした桃乃木かな、架乃ゆらが現れる。「大丈夫、ちょっと手足が短いだけ」「確かにブスだけどまだましな方」などとディスりながら励ます2人。その流れで「ピン×ポン デューサー」を、藤原をイジりながら励ます…“愛のある”替え歌バージョンで披露。最後は“主役”の藤原が「メリークリスマス、ミスターローレンス」とビートたけしのモノマネで“藤原劇場”を締めくくった。
動画撮影OKの熱唱タイム!
続いて、ライブパートの後半へ。観客による動画撮影OKが告げられ、「マジョガリータ」「Twenty-Nine」「ホップステップバック」「じゃり道」を連続で熱唱。
1300人には到達せずとも集客数記録を更新!
MCでメンバーが観客へ感謝を伝える中、桜もこが「ちょっといいですか~」と何か言いたげに割って入ると、「みなさ~ん!撮影タイム終了になりました、ありがとうございまーす」と笑顔で穏やかに告げると、メンバーもつられて笑い「それが言いたかったのね、ありがとう」「もこちゃんのお願いなのでカメラしまってくださ~い」と呼びかける。続けてMCでは、「(振り付けで)お客さんを殴っちゃいそうになった」と言うほど観客と近いステージ構成に触れつつ、この日目標としていた集客人数『1300人』について、残念ながら到達はしなかったが、グループの最大規模となる『900人』が駆けつけてくれたことを明かした。
そして、ライブタイトルの“I LOVE YOU”になぞらえてメンバーからファンへ、感謝の気持ちを伝えていった。
<LIVEリポ(2)>へ続く
恵比寿マスカッツTwitter→@EBISU_MUSCATS_2
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