「変なことをいっぱいしてます」堀北真希が自身のコメディエンヌぶりにびっくり!?
映画「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」の初日舞台あいさつが4月30日、都内で行われ、浅野忠信、堀北真希、阿部力、木村多江、いしだあゆみと、佐藤英明監督が登場した。同作は、「天才バカボン」など、数多くのヒット作品を生み出したギャグ漫画家・赤塚不二夫と名物編集者の交流を映画化した伝記ドラマ。
少年時代から赤塚本人の写真を部屋に貼っていたという浅野は「漫画に影響を受けたというよりも、勝手に『赤塚先生なら僕を分かってくれるんじゃないか』と思って、ずっと大好きだった人です。今回、映画のお話をいただき、赤塚先生が僕を選んでくれたような気持ちになりました。僕自身、赤塚さんに対して何ができるのか毎日考えて演じきることができてうれしいです」と、思いを言葉にした。
赤塚とコンビを組む名物編集者・初美役を演じた堀北は、劇中でのコメディエンヌぶりについて「できあがった映画を見たら、『自分かな?』と思うような自分がスクリーンの中にいてびっくりしました。変なことをいっぱいしていますので、たくさん笑ってもらえたらうれしい」と見どころを語った。
赤塚の母親・ヨリ役を演じたいしだは、「浅野さんがかわいくて、かなりすごい! 赤塚さんはお母様が大好きで、お母様も赤塚さんを溺愛されていたので、(木村)多江ちゃんが演じた(赤塚の)奥様は、ちょっとつらかったんじゃないかなと思うほどでした」と浅野を称賛。
メガホンを取った佐藤監督は「赤塚さんは『誰も読んだことのない漫画を描きたい』とよくおっしゃっていたので、キャストの皆さんに対して、誰も見たことのない演技をしてもらいたかった。皆さんは200%以上の演技で応えてくれた」と感謝した。また、赤塚の顔がプリントされたTシャツを昨年の5月1日から着始めたという佐藤にいしだは、「Tシャツの赤塚さんと監督の顔が似ていて、現場で監督を呼ぶときに、赤塚さんの顔を見てしまったくらい(笑)」と撮影中の珍エピソードを明かした。
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