えなこ、冠番組スタートでさらなる飛躍へ 『ボコボコに殴られながらでも、後に続く人に道を…』
“コスプレイヤーの地位向上”を掲げる、えなこの現在地
――地上波でご自身の冠番組、そしてコスプレについての番組をすることが決まった時は、どんな感想を持たれましたか?
最初は「私でいいのかな」という不安もあったのですが、お話をいただいたからには頑張りたいなと思いました。
それに、これまでテレビ出演させていただくときは、いつコスプレを始めたかとか、年収のお話とか、そういったところまでしか話す機会がなかったので、さらに深いところまでコスプレのお話をする機会ができたのがうれしかったです。
――ご自身の活躍も含めて、コスプレイヤーの立ち位置の変化のようなものは感じますか?
最近、コンビニの週刊誌などを見ていて、コスプレイヤーさんが表紙グラビアを飾っていることが多くなった気がするんです。“コスプレイヤーが起用される仕事”自体が、多くなってきた感じがします。
――えなこさんはこれまでも、「コスプレイヤーの地位向上」を掲げてきたと思いますが、そうした現状は理想にどのくらい近づいているんでしょうか?
私の理想は、「声優」や「アイドル」といったジャンルの1つとして、「コスプレイヤー」が入ってくることだったんです。そのために盛り上げていけたらと思っていたので、週刊誌の件も含めて、そういった意味で言うと、だいぶ(ジャンルとして)確立されてきたんじゃないかなと思います。
具体的なゴールを決めているわけではないですが、私自身もメディアにたくさん出させていただいて、理想がかないつつあるというのは感じています。
――そんなえなこさんが、今後の活動で力を入れていきたいことを教えてください。
2020年もこれからも、コスプレイヤーさんがまだやったことのないお仕事に挑戦できたらなと思っています。例えば、“コスプレ大使”“観光大使”のような、いろいろな世代の方に届くお仕事もしてみたいですね。
私だけで終わりではなくて、後から続くコスプレイヤーさんに何か残せるように。ボコボコに殴られながらでも(笑)、少しでも歩きやすい道を作っていけたらなと思っています。
TOKYO MX:2020年1月8日(水)夜11:00~
BS日テレ:2020年1月9日(木)夜1:30~