変態性を感じる部分
――愛田先生は“ド変態ストーカー教師”という設定ですが、ご自身の中で、変態性を感じる部分はありますか…?
山田:話せないことばっかりだな~(笑)。家に、ばらばらにモノを置いてあるんですよ。でも、絶対に決まった位置があって。家の中はすっきりさせてはいるんですけど、台本だったり資料だったりが、一瞬でどこにあるか分かるんです。
――例えばそれが別の場所に動いていたりすると…?
山田:もうやだ!本当に!あと、別の話にはなりますけど、“入り込む”ってことには強いので、そういう変態性はあるかもしれません。
作品とか漫画とか…ゲームなんかは作品に入り込んで影響され過ぎた結果、主人公がせりふを言う前に、僕が先に言ったんです。
僕が「やっぱおまえらのこと好きだわ」って言ったら、主人公が「やっぱおまえらのこと好きだわ」って言ったんですよ(笑)。ゲームとかやりだすとご飯とか食べなくなります。永遠にずっとできちゃいますね。
――秋田さんはいかがですか?
秋田:今の山田さんのエピソードを超えられない…(笑)。
山田:裸でベッドの下に潜り込んだ僕を見て「かわいい」って言って写真撮ってたじゃん(笑)。「この子も多分変態なんだ」って思いましたもん。
秋田:でも、この作品で結構開花しちゃった感はあるかもしれないです。(愛田先生に)助けてもらいたいっていうシーンがあるんですけど、「その先に愛田先生が待ってるから…!」っていう気持ちにはなりました。
山田:ははっ!(うれしそうに笑いながら)なんか、ちょっと「好き」って言われたくらいじゃ(心が)動かなくなっちゃいそうだね(笑)
――最後に、本作の見どころを教えてください
山田:「そんな興奮の仕方ある?(笑)」っていうところとか、愛田先生のいろいろな変態性が見える中に、悲しい部分があって。
純粋に「愛」をうまく表現できない人の悲しみが、最後、桜井にぶつけられて…本当に良い恋愛ドラマだなって僕は思うんで、そんなところを楽しんで見てもらえたらなって思います。あと、女性の靴下を口で脱がしたの初めてです(笑)。
秋田:第一話はいろいろなことがあって、愛田先生の印象がコロコロ変わっていくので、30分があっという間だと思います。途中で見るのをやめる!なんてことはできないと思います!
あと、ふだんこういう作品を見る機会のない方にも見ていただきたいです。私も、こういうテイストの作品は見たことがなかったのですが、すっかり原作のファンで、私自身も放送がとても楽しみなので原作ファンの方にも絶対見ていただきたいです。
山田:第一話は、「何このドラマ!?」ってなると思います。話が進んでいくほど面白いので、最終回まで続けて見てほしいなって。
最終回まで見たら「愛」に対する考え方が変わってるんじゃないかな。ラスト、めちゃ怖い顔してるんですよ。すごかった…。