中川大志、「何回見ても胸が熱くなるシーン」に向けた役作りを熱く語る!<左手一本のシュート>
関係性をしっかりと積み上げて
本作の主人公・田中正幸氏は現在、水泳でのパラリンピック出場という新たな目標に向かって挑戦を続けていることもあり、実在の人物を演じる難しさを聞かれる場面も。
中川は「ここまで近い時代の話で、当事者の方たちにお会いできてお話できる状況というのは、僕にとって役作りとして初めての経験もたくさんありました」と答えた。
続けて、「当時の正幸さんがこういう風だったよって教えていただくことは、すごく自分にとって本当に心強いです。実際の病院を撮影で使わせていただいたり、同じ場所でやらせていただけることがこのドラマでは多くて、この景色を見てたのかなと感じることもあり、すごくありがたいですね。いろんなことを吸収させてもらっています」と語った。
また、田中氏がラストのシーンを注目ポイントにあげていることについて聞かれると、「まさしくこの写真のシーンなんですけど…」と自身の横に置かれたパネルを指した。
そして、「実際にこのシーンの映像が残ってまして、僕も何回も見ているんですけど、何回見ても胸が熱くなるシーンなんですね。鳥肌立つし、それも試合に出て一本目に入る、それはすごいことなんです。けれど、僕が一番何にグッときたかというと、周りのチームメイトたち、家族、いろんな人たちの喜ぶ姿」と自身の思いを明かした。
さらに、「入った瞬間、本人よりも周りが喜んでるということが、このドラマで大事なことなんだと。正幸さんの人柄だったり、周りとどのような関係があってここまで来たのか、例えばチームメイトだったり、家族だったり、先生だったり…。この最後のシュートが決まる瞬間のシーンに向けて、これからいろいろなシーンを撮っていくので学校での同級生、後輩、先生、家族との関係性をしっかりと積み上げていければ、このシーンで熱いシーンができるのではないかと思っていますので、大事にやっていきたいと思っております」と熱い思いを打ち明けた。
BS-TBS開局20周年記念ドラマ「左手一本のシュート」は、3月14日(土)夜9:00-10:54、BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送。
3月14日(土)夜9:00-10:54
BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送