山﨑賢人、賀来賢人から「2回目はマジでヤバいぞ」と脅されていた⁉
高畑充希と山﨑賢人が初共演する映画「ヲタクに恋は難しい」。マンガ、アニメ、BLをこよなく愛す“隠れ腐女子”の成海(高畑)と、“重度のゲームヲタク”の宏嵩(山﨑)の不器用な恋を描いたラブストーリーだ。
高畑「成海は物も人もBLに変換して考えてしまう女の子なので、再会した幼なじみの宏嵩と付き合うことになっても恋愛をリアルに考えられていない気がします。だから、時には宏嵩がちょっとかわいそうだなと思うときもありますが(笑)、2人とも総じてほっこりする存在だと思います」
山﨑「宏嵩はクールで笑わないゲームヲタ。それでも成海のことが大好きで、とても愛らしいキャラクターだと思います。不器用なので、時に失敗することもありますが、失敗からいい方向に向かうことも多々あると思うので、つい応援したくなっちゃいますね」
高畑「多分宏嵩の方が成海のことを好きなんだと思います。成海は二次元好きが強すぎるので(笑)。宏嵩のようにカッコいい彼氏がいたら、普通は自慢したくなっちゃうと思いますが、そうならないのがとても成海らしいなと思います」
監督を務めたのは、「今日から俺は!!」('18年日本テレビ系)などの福田雄一。高畑は「女子ーズ」('14年)、山﨑は「斉木楠雄のΨ難」('17年)でタッグを組んで以来、2度目となる。
山﨑「福田組常連の賀来賢人くんから『2回目は(求められるハードルが高くて)マジでヤバいぞ』と脅されていたんですけど(笑)、宏嵩は自分から仕掛けるタイプのキャラクターではなかったので、そこまでおびえることはなかったです。逆に、賀来くんはめちゃくちゃおびえてましたけどね(笑)」
高畑「おびえてましたね(笑)。私は賀来くんとは久々の共演だったんですけど、福田さんの現場だと賀来くんに緊張感があるんですよね。福田さんも賀来くんと(同じく常連俳優の)佐藤二朗さんには『何か面白いことをやって』ぐらいの感じなんです(笑)。多分、それは福田さんが2人のことを信頼しているからだと思いますが、ある意味すごい演出ですよね」
山﨑「その上で、僕らは賀来くんや二朗さんが本番で何を仕掛けてくるのか分からないので、笑いをこらえるのに必死でした(笑)」
2月7日(金)公開
脚本・監督:福田雄一
原作:「ヲタクに恋は難しい」著者ふじた(一迅社)
(C)ふじた/一迅社 (C)2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会