成田凌、「スマホ2」で再び殺人鬼・浦野を演じる『意識したのは、前作からつながる狂気性』
一つの事件を扱っているだけではない壮大さがある気がします
――ちなみに浦野は独房でパソコンと飴を欲しいと要求しましたが、成田さんは、何かひとつ持っていけるとしたら何がいいですか?
うーん。サッカーボールですかね。中高とサッカーをしていたということもあり、リフティングを永久にできるんですよ。絶対にヒマだから飽きもしないのでちょうどいいかも。出れる頃にはすごいプレーができるようになっている気がします。
――出演者皆さんにクセがあって、誰が犯人になってもおかしくない怪しさがありますね。
そうなんです。よく考えると加賀谷と美乃里もおかしい部分があって。あんなに大変なことに巻き込まれているのに普通の生活を続けようとしているなんて、普通じゃないでしょ。あと飯尾さん演じるサイバー犯罪対策室長も、ネットを使った事件に巻き込まれる人だから、一見「普通にいそうかな?」とも思えるけど、仕事中にエッチな動画なんて見てますから(笑)。そんな、どこか普通ではないキャラクターがいっぱいいて、みんながいろんなところで思い思いの行動をしていて…。だからこの物語は一つの事件を扱っているだけではない壮大さがある気がします。
――そんな壮大な物語。好きだったシーンを教えてください。
僕が好きなシーンは物語の核にあたるので、ほとんど言えなくて…。でも、それくらい物語に関わる重要な役なのはうれしいです。あと加賀谷と浦野の関係性の変化も楽しんでもらいたいです。前作では単なる敵同士でしたが、切っても切れない関係になっていくので…。心の奥で何を思い、感じているのか。ぜひ見て楽しんでもらいたいです。あと、前作ですごく納得がいった「スマホを落としただけなのに」というタイトル。今回はどういう意味で使われているのか、最後まで確認してください。
映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」
2020年2月21日(金)、全国東宝系で公開
出演:千葉雄大 白石麻衣
鈴木拡樹/音尾琢真 江口のりこ 奈緒 飯尾和樹(ずん) 高橋ユウ ko-dai(Sonar Pocket)
平子祐希(アルコ&ピース) 谷川りさこ アキラ100%・今田美桜(友情出演)/田中哲司
北川景子(特別出演) 田中圭(特別出演)
成田凌/井浦新
原作:志駕晃「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(宝島社文庫)※2018年11月発売
企画プロデュース:平野隆
監督:中田秀夫
脚本:大石哲也
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
コピーライト:(C)2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
公式サイト:http://sumaho-otoshita.jp/
公式Twitter:@sumaho_otoshita
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