ドリカムが被災地&全国へ歌のエール! NHK「SONGS」で「何度でも」などヒット曲を熱唱!
NHK総合の音楽番組「SONGS」に、5月25日(水)の放送で約4年ぶりにDREAMS COME TRUEが出演する。東日本大震災からちょうど2か月が経った5月11日(水)にNHK101スタジオで収録が行われ、先日告知された6月29日(水)発売の『THE SOUL FOR THE PEOPLE ~東日本大震災支援ベストアルバム~』に収録される曲の中から、「何度でも」「その先へ」「ねぇ」などを披露。また、ボーカルの吉田美和は震災を受けての心境を語り、中村正人と共に「歌うしかないよね!」と、今後も歌で日本を元気づけていくと伝えた。
同番組は、日本の音楽シーンをリードするアーティストが、クオリティーの高いサウンドや映像と共にスタジオパフォーマンスを繰り広げる本格派の音楽番組。ドリカムは約4年ぶり2回目の出演。また、ライブパフォーマンスをするのは震災後初めてで、テレビで歌を披露するのも昨年の「紅白」以来となる。番組チーフプロデューサーの三溝氏は「震災の後、ドリカムのお二人から“歌で何かできないだろうか?”という提案を受け、“ぜひに”ということで急きょ出演が決定しました」とコメント。
会場には、ドリカムの公式サイトで直前に募集を行ったにもかかわらず、同番組で過去最多の554人が集まり、関東以外からもやってくるファンもいるほど。本番前から鳴り止まない手拍子の中、二人が登場すると会場の盛り上がりは最高潮に。緊張する吉田に対して、中村はテレビ収録の参加が初めての人に向けて「ステージ転換なども楽しんでいただければと(笑)」とスタッフのような気配りで会場を和やかな雰囲気に。ことしは7月末から、4年に一度の「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2011」が予定されており、そのツアーの演奏メンバーやパフォーマーも二人と共に会場を盛り上げ、ツアー直前の貴重なステージとなった。
6回目の“ワンダーランドイヤー”を迎えたドリカムは、3月に起きた震災により、困難に立ち向かう全ての人々に向けて、復興への想いを込めた震災支援のベストアルバムをリリースし、長期間に渡って支援をすると発表。吉田は「音楽どころではない人たちに向けて音楽の力を伝えたいとかではなく、“音楽の力があったらいいな”という感じで歌っています。私は人って思うほど弱くないと思いたい方なので、私も強い心でいるね」と会場のファンへ今の気持ちを伝えた。今回は、震災直後の3月14日~20日までの間、全国のラジオで最もオンエアされた楽曲「何度でも」をはじめとするメッセージソングを披露。吉田は計5曲のパフォーマンスを無事終えたあと、「次はワンダーランドでね!」とファンの声援に応え、久々のステージを後にした。
毎週水曜夜10.55-11.25 NHK総合で放送中
DREAMS COME TRUEの出演は5月25日(水)
番組HP http://www.nhk.or.jp/songs/