「次は自分1人で夢を」SKE48・松井珠理奈が卒業発表直後の心境を明かす
2月7日、名古屋・栄にあるSKE48劇場で上演されたチームS「重ねた足跡」公演で卒業を発表した松井珠理奈が、その後に行われたSHOWROOMでの配信で、卒業について語った。
配信には、2015年にSKE48を卒業した同期の中西優香と佐藤実絵子も登場。冒頭に、卒業コンサートが9月26日(土)と27日(日)に名古屋・日本ガイシホールで開催され、10月5日(月)のSKE48劇場デビュー12周年公演がSKE48劇場での最後の公演になると発表された。
ついに、“それを青春と呼ぶ日”を迎えることになった松井は「大事な同期が卒業したってイメージが強い」と、2013年に桑原みずき、高田志織、平松可奈子、矢神久美を、2017年に大矢真那を見送った会場の印象をコメント。さらに、卒業を考え始めたタイミングが、大矢の卒業を聞いたときだったと明かし、「次は自分1人で夢をかなえていきたい」と笑顔を見せた。
卒業後のことについてはまだ時期尚早とばかりに明言しなかったものの、「いろんなことをやってみたいけど、歌って踊ることは続けていきたい」「握手会とかファンの皆さんと近くで会えるイベントはやっていきたい」と展望を語った。
さらに「いつか若い子たちのプロデュースをしてみたい。自分の遺伝子を受け継いでほしい。子供はまだ産めないから(笑)」「歌詞も書いてるし、ダンスも教えられる」とアイドルプロデュースへの興味をのぞかせる一幕も。
また、同期に囲まれた安心感からか、写真週刊誌の記者に追われるのが嫌だと「いつかは普通になりたい」と話したり、SKE48がアスリートのようだと話しているなかで「体ボロボロだもん」と明かしたりと、11歳から芸能活動を続けている苦労や本音もこぼれた。
配信後半からは画面の外で見守っていた大矢も出演。配信前には1期生4人が集まった光景に、スタッフからも「俺の知ってるSKE!」という言葉もあったという。
以前には「1期生をはじめとした卒業メンバーを集めた公演をしたい」と前劇場支配人の湯浅洋氏から案が出るも実現には至っておらず、松井も今回の配信中にその実現へ意欲を見せていたが、常にグループの先頭を走ってきた不器用な太陽が地平線に隠れる前に、“五色の虹”がそろうことはあるのだろうか。
日が沈む前の青空に想いをはせているファンもいるはずだ。