高橋大輔がアイスダンス転向の心境を告白!「不安100%、期待100%」
荒川静香がゲストに招いたフィギュアスケート関係者との対談を通じて、その素顔に迫るフィギュアスケート専門番組「荒川静香 Friends+α 2019-20」(日テレプラスで放送中)。2月27日(木)に放送される第11回には、アイスダンスへの転向を発表し、注目度急上昇中の高橋大輔(※「高」は正しくは「はしご高」)が登場。2017年11月以来の出演となった高橋が、番組の中で現在の心境を赤裸々に語った。
収録時は渡米に向けたリフレッシュ期間中という高橋。荒川が心機一転となる現在の心境を尋ねると、「今までは1人だったのでスケジュールも自分中心で組み立てていましたけど、これからは(村元哉中との)2人なので、やりたいようにはできない」と語りつつ、「暗い感じにはなっていない」と前向きな印象を述べた。
荒川が「不安とワクワクはどっちが大きい?」と問いかけると、高橋は「100:100」と即答。その理由を「絶対楽しいんだろうなと思う半面、(アイスダンスは)同じスケートでも全く違うものじゃないですか。やっぱり、向こう(村元)は経験者、僕は初心者。だから僕が上がっていかないことには、高いレベルには行けない」と話した。
さらに高橋は「シングルよりももっと(体を)倒さないと真っ直ぐに見えない。このバランスは1人では絶対に取れないし、それを2人で取るから乗る位置も全然違う」とアイスダンスとシングルとの違いにも言及。中でも1番難しいと感じているのが、高橋が軸となるスピン。実際に演技をしてみてイメージと全く違ったそうで、「大丈夫かな」と不安を明かしていた。それでも「タイミングとかコツを掴めばなんとかいけそうな気がする」と語るなど、手応えもつかんでいる様子が伺えた。
そのほか、収録では引退から復帰に至った秘話や復帰して良かったことなどの競技者としての思いから、料理ができるようになったというプライベートな話題まで、大盛り上がり。放送は、高橋ファン必見の内容となること間違いなしだ。
最後に収録直後の高橋を直撃し、番組の感想やメッセージを聞いた。
—収録を終えて、いかがでしたか?
「しーちゃん(荒川)とはいつも話をしているんですけど、この形で話すのは2年ぶりだったので、すごく懐かしい感じがしました。僕もしーちゃんもしゃべりだすと止まらない方なので、楽しかったです。『Friends+α』には以前も出させてもらったんですけど、同じような話でも返し方の変化とかで “そういう考え方になったんだ”とか、新しい発見があるので面白いですね」
――応援してくださっているファンの方へメッセージをお願いします。
「1年でアイスダンスの結果を出すのは難しいと思っているので、今年よりも来年が本番のつもりで集中して取り組んでいきます。その間は1人で滑るという機会はなかなかないと思いますが、この2年を経て、皆さんに“いいもの見たな”と思っていただけるようなスケーターに成長していきたいと思っているので、暖かく見守っていてください」
文=安藤康之