若月佑美の猫耳メイド姿も! 「ドラマW 父と息子の地下アイドル」がいよいよ放送
若月佑美コメント
――千堂親子がプロデュースする地下アイドルグループ「オトメがたり」のリーダー・椎奈を演じられました。人一倍の努力をしつつ、デビューに向け悩む姿も印象的でした。ご自身も幅広く活動されてらっしゃいますが、演じてみていかがでしたか?
椎奈は、オトメがたりの前から個人で活動していて、反対している親にも納得してもらえるようなアイドルになるという強い意志を持っています。私自身も“自分に後悔しない生き方”に憧れていたので共感しました。
一方で、私は椎奈ほど自分の思いを真直ぐにぶつけることはあまりありません。だから松重さんや「オトメがたり」の皆さんの演技にも助けられながら掛け合いシーンでの気持ちを高めることができたかなと思います。
――本作「父と息子の地下アイドル」の魅力は、どんなところにあると思いますか?
全然違う人生を歩んでいる登場人物たちの人生がシンクロするところです。千堂にとっても、息子・勝喜との時間と「オトメがたり」との時間とで違う時を生きているのになぜか両者への思いが重なってくる…。
また、完成した映像を見た時、自分の出ていないシーンから色んな人物に思いを馳せて、この後みんなはどんな人生を歩んだんだろうと想像し、思わず泣いてしまいました。
井之脇海コメント
――今回、学生時代から音楽活動をはじめ地下アイドルもプロデュースする勝喜を演じられました。ご自身も子役のころから長く演技のお仕事をされていますが、共感される部分などありましたか?
誰かをプロデュースする感覚は共感できる部分がありました。僕は役を演じる時に「自分が出るのではなく、役を自分の元から送り出す」ことを心がけています。
なので勝喜は、自分自身がバンドマンとして前に出るのではなく、アイドルを支えるサイドに立つことを選びました。その勝喜の姿勢から学ぶことはとても多かったですし、勝喜に負けないように僕も勝喜を支えられるよう演じました。
――本作「父と息子の地下アイドル」の魅力は、どんなところにあると思いますか?
登場人物たちの思いと思いが衝突した時に生まれる心の摩擦が、儚く魅力的だと思います。劇中の勝喜の物語では、父親とのすれ違いが多く描かれています。
二人には各々の正義がちゃんとあります。そこに生じた摩擦で揺れ動く二人の感情を、松重さんと、スタッフの皆さんと、出来る限り嘘がないように作りました。人が人を思いやることの素敵さが伝わる作品になっています! ぜひご覧ください!
「父と息子の地下アイドル」あらすじ
ひとり息子とは疎遠になり、寂しく暮らしていた高校教師の千堂真澄(松重豊)。かつては生徒に昔ながらの熱血指導をしていたが、今のドライな子どもたちには通用しないと、日々もどかしさを覚えていた。
そんなある日、千堂は突然息子の事故の知らせを受け、病室に駆け付ける。すると目の前には植物状態で横たわる息子・勝喜
(井之脇海)の姿が。
呆然とたたずむ千堂のもとに派手な衣装を着た3人の少女・椎奈(若月佑美)、怜央(芋生悠)、ひらり(加藤小夏)が突然やって来る。彼女たちは、勝喜がプロデュースしている崖っぷちの地下アイドルグループ「オトメがたり」だった。
そんな解散寸前のアイドルの彼女たちの熱意に次第に心を動かされた千堂は勝喜に代わってアイドルプロデューサーになることを決意。息子が目覚めるまでグループを守ろうと、地下アイドル業界で奮闘することになるのだが…。
2月23日(日)夜10:00-11:40
WOWOWプライムにて放送
https://www.wowow.co.jp/dramaw/chika_idol/
■「ドラマW 父と息子の地下アイドル」プロモーション映像(60秒)
■オトメがたり「終電帰りのシンデレラ」MV Full ver.