<10の秘密>渡部篤郎演じる宇都宮竜二の秘密が今夜明らかに「ただの悪い奴か、相当の悪か、どんな悪なのか…」
「ただの悪い奴か、相当の悪か、どんな悪なのか…」
渡部演じる宇都宮竜二は、帝東建設の経営戦略室 室長。社長の長沼(佐野史郎)に従順な企業人に見える男の“秘密”が第7話で明らかになる。圭太や由貴子の敵なのか味方なのかもわからないキャラクター。
自身の部下である磐城(高島豪志)に対しても信頼を置いているのかわからず、状況を冷静に見ながら自身に物事が有利に進むように処世するかなりのキレ者。そんな竜二の役柄について「ただの悪い奴か、相当の悪か、どんな悪なのか…」と渡部も言葉を濁すようにまだ本心が読めない。
偽装建築の件にも、10年前の火事で焼けた別荘のプロジェクトにも関与していることが明らかになった竜二。渡部は「帝東建設の偽装建築と10年前に起きた火事という2本軸でストーリーが進んでいますが、この2つの事件がどういう風につながるか…」と竜二が今後、点と点を結ぶ線を知るうえで重要な人物となっていくことを示唆した。
渡部は公私ともに仲が良い向井が演じる圭太に関しても“魅力的に演じている”と話し、「おそらく演じ方を何通りも持っている人で、頼りなかったり、優柔不断だったりする“完璧でない”人間の様子をうまく見せている」と称賛した。
最後に、7話のみどころについて渡部は「複雑に絡まった“秘密”の糸が、少しずつほどかれていって、登場人物がどういう風に変わっていくのかを大事にしてやっています」と話した。