<10の秘密>渡部篤郎演じる宇都宮竜二の秘密が今夜明らかに「ただの悪い奴か、相当の悪か、どんな悪なのか…」
圭太(向井理)から、誘拐犯の正体が母・由貴子(仲間)だと聞かされ、にわかには信じられない瞳(山田杏奈)。さらに追い打ちをかけるように、由貴子から「もう用はない」と言われた瞳は、激しいショックを受ける。目の前で瞳を傷つけられ、由貴子への怒りがおさまらない圭太は、奪った金を警察に見せて由貴子の罪を公にしようとするが、隠していたはずの3億円は、こつ然と姿を消していた。
由貴子に金を奪い返されたと考えた圭太は竜二(渡部)に接触。帝東建設の不正を露呈させ、社長の長沼(佐野史郎)の失脚を狙う竜二に手を貸す素振りを見せ、由貴子の居場所を聞き出す。しかし、たどり着いた隠れ家で、圭太は背後から何者かに襲われて…。
その頃、10年前に火事が起きた別荘の建設プロジェクトに、竜二が関わっていたことを突き止めた翼(松村)は、母親との記憶をたどるうちに、あることを思い出す。そして、母親が残した一枚のメモを見つけ出すと、そこには犯人と思われる痕跡が。
翼から話を聞いた圭太は、10年前の真実を突き止め、さらに由貴子を捕まえるためにも、竜二に迫る。すると、竜二は由貴子も知らない、ある秘密を打ち明ける。