賀来賢人&山本舞香、“死”への思い語る「苦しくても“生きてたら楽しいことも”って…」<「死にたい夜にかぎって」インタビュー>
“死にたくなる夜”はありますか?
――タイトルにちなんで“死にたくなる夜”はありますか?
山本:おー。質問がシリアス(笑)。
賀来:僕はないです。むしろ生きることにすごく執着しています。死ぬのが怖いから、生き続けたいです。
山本:辛くなることはありますよ。ただ、苦しくても「生きてたら楽しいこともあるな」って思うし…。
――そうなんですね。撮影はまだ続きますが、ここまで共演しての感想はいかがですか?
山本:賀来さんはオンオフの切り替えがすごい。撮影が終わるとすぐ“賀来賢人さん”に戻って「お疲れ様でしたー」って。
賀来:(笑)。
山本:でもリハのときから役の眼鏡をかけてくださったり、衣装を着てくださったりしたので私はすごくやりやすかったです。合間にもいろんな話を聞いてくださって。
賀来:色んな話をするよね(笑)。
山本:そう。私が抱えてることをバーッてしゃべったら、賀来さんが「あーわかる」って。「そうだよね」って聞いてくれたり、共感してくださったりするのが優しいなって。
賀来:俺、全部受け入れるよ(笑)。
山本:すごく話しやすいです。
賀来:舞香ちゃんは今回の現場にすごく集中して臨んでくれてると思う。アスカはかなり起伏の激しい役だけど、現場の居方もシーンごとに変えててすごいなって。そういう空気を自分から作ってくれるから、芝居をしてても「うーん…」って思ったことが1回もない。
山本:やった。
賀来:監督を交えて3人でちゃんと話すこともあるし、すごく良いものが撮れてるんじゃないかなって思ってます。