特別記者・斎藤工、オリンピック銀メダルを手にして「思いの重さを感じる」
伊藤美誠選手の卓球スタイルは異次元
特別記者として斎藤は江島選手と平野氏にインタビュー。
13歳のときにプールサイドで脳梗塞に倒れたという江島選手に、パラリンピックと出会ったきっかけを尋ねると、江島選手は「半年間リハビリを受けて、そのころにはパラリンピックを知らなかった。シドニーオリンピックを見て、そのあとパラリンピックをやっているのをたまたまテレビで拝見して。自分はあきらめかけていたけど、それを見てひょっとしたら自分も…」と偶然の出会いであったことを明かした。
また、平野氏は現在注目している候補選手を聞かれ「やはり伊藤美誠選手ですね!」ときっぱり。伊藤選手の卓球スタイルは平野氏からすると異次元の世界で、彼女独自のスタイルを貫いていると語った。
銀メダルを手にした斎藤は…
平野氏はこのイベントのために大切な銀メダルを持参。そのメダルを持った斎藤は「物量の重さというより、思いの重さを感じますね」と、オリンピックへの選手たちの思いをしっかりと受け取ったようだった。
「普段はどうやって(保管しているのか)?」と尋ねる斎藤に平野は「私は棚にしまっちゃってます(笑)」とちゃめっけたっぷりに答えた。
最後に、斎藤から江島選手には東京パラリンピックへの意気込みを、平野氏には東京オリンピックの見どころについて質問。
江島選手は「僕がメダルとって活躍することによって、次の江島大佑が…(生まれたら)。僕のときと同じですけど、落ち込んで何も目標がないときに、テレビでパラリンピックを見て知ったんで…今度は僕がそういうのを伝える番だと思うので、そういう使命を担いながら頑張りたいと思います」と答えた。
平野氏は、「自分自身にとっては人生が変わるような大きな大会になったんですけど、それがやはり選手としてだけでなくいろんな形でたずさわることで、日常にない感動を得ることができるので、ぜひご注目頂いて選手たちを応援していただけると」とメッセージを送った。